A LOST AND FOUND

色々なものを失くしてきたような気がします。

この楽天の考え方は、いわゆるインバウンド上での民泊とは違うんだよな。でもありです。

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www.nikkei.com

先行エアビーを追い上げ! というタイトルに笑ってしまいました。

ビジネスという観点から言えば、そういう目標なり、視点はあり、そう思うんですが、ええ、決して上から目線なんて態度で言うつもりはございません。ただ、エアビーがインバウンドの重要なパーツであるという理解があるのかしら?そう思っただけです。

なんていうか、日本人、民泊を使いません。

もう、本当に、そんな感じです。

ほぼ全員、外国人です。

そんな中で、7割が中国系、アジア系さんです。

確かに、海外旅行初めて!という外国人さんもおりますが、この先増えてくると思いますが、「はるかに神経図太い」という表現でくくらさせていただきます。

 

だって、何の信用も、安心も担保されてないんですよ?個人経営ですよ?

 

そういう意味で、信用と安心を最大限に、さらに、なんかあったら、けじめをつけられる組織であることを、なんだかんだ最大限に重要視する方々が多い、日本人ならではの要望。

stay.rakuten.co.jp

国内需要専門として、目の付け所は正しいと思います。

ただ、「仲介業者がこれまで手を出さなかった領域」に踏み出した。というとらえ方は、思いっきりそうかなぁ、と思います。

仲介業者とは、言い方変ですが、「予約サイト」のことです。

国内ではもう、知らない人はないという「楽天トラベル」ですが、そういう強力なヨヤクサイトをお持ちでいながら、楽天ホテル、楽天ホテル運営、マネージメントビジネスをやっていると、あんまり聞いたことがありません。

ええ、箱物作って、運営するなんて、結構骨が折れる作業。365日24時間ですよ、この人不足のご時世に。

 

そこで、民泊ですよ。

楽天ステイ」というブランドで統一感だして、予約サイトで強力に簡便化すれば、まるで「楽天ホテル」が、細かく、セルのように出現するではありませんか。しかも、「仕入れゼロ」で。

いや、誰もが思いついてしまうといったらなんなんですが、元から強力なブランドをお持ちな会社だからこそ、強引にできるビジネスだと、感心いたしております。

 

しかも、清掃も、対応も、すでに、こういう周辺事業、サードパーティーは、案外熟成されておりますので、楽天パートナーの名前を欲しがる会社なんてたくさんございます。ええ、下請け万歳です。

 

しかも、20㎡から30㎡にかけての、もう、しにたくなるほどのいわゆるワンルームから1DKの死亡寸前の「空前の部屋余り状態」。オーナーさん、もう、わらでもすがる話ですよ。

出来すぎた環境です。まるっとまとめられる話です。

 

エアビーにつけられた差をうめるために、なんて、どこをどう取材すると、そんなフレーズが浮かぶのか信じられませんが、そう思う記者もいるんですね。ええ、楽天は、国内需要者向けに、これをぶつけにかかっているだけです。しかも、今回は、下からからめ捕りにいく戦法です。下請けたくさんぶらさげて。

そもそも、そういうビジネスですから。

 

なにげに日本人って、信用、安心を、「均一サービス」に求める傾向があるんで。

個人的には、悪くない戦法だと思います。インバウンドではないけど。

交通系の混雑って、その主たる「具」は変わらず安定的に、教育系、経団連系、公務員系でしょ?

otokitashun.com

実は、プレミアムフライデーなる「社会実験」ですが、大方の予想を裏切って、取り組み、参加する企業が増加しているという事実。

premium-friday.com

正直、あるご意見もございましたが、この「働き方改革」というんですか、そういうものに企業ごと参加できる方々、っていう「層」は、しっかりとあって、そういう方々はこの企画に参加できる、色々なオプションを検討できる。

いるんですよ。しかも絶対数的に、「足し算」できるくらい、影響力をもてる。

自分は、本当に、程遠い世界に住んでいるんで、むしろ、こういう方々を「奉仕」する側にいるんで、しかも、そうはいっても、丸の内とかそういうところの近距離にもいないので、

とてもとても、「否定的」な感じしかもっておりませんでした。

実際に、参加しなきゃ、参加できる「層」にいなきゃ、本当のことって理解できないんだな、そう思ったわけであります。

 

で、今回の「時差BIZ」っていうんですか?

当たり前ですが、これは、もう、全然どうなってんの?という感じで

これを考案したり、または音喜多さんのように、さらに「提案」される方々って、本当に日常体験されているのかって、心配しております。

まず自分が利用している時間帯は、「尋常でないくらい」混んでいます。

でも、もうそれに比較にならないくらい、絶望的に混んでいる「線」もあるはずです。東西線とか、京急とか、井の頭線とか、埼京線とか。

例えば、東西線の混雑など、ほぼ、乗客が「謎」のテンションになって、客同士がつかみ合い、怒鳴りあい、常に動物返りしてしまうのではないか!まさに常時危険。

自分の線は、正直、「学生」が休みに入ると、突然、ゆるみます。それなんで、悪いけど「時差BIZ」って社会人に言うより、教育界にでも働きかければ、相当の効果がでるんじゃないかと、そう思うわけで、

新宿やら渋谷なんぞは、大学生といえども、時期によっては相当の「具」になるわけで、また、ホテルが乱立する駅では、3月4月なんぞは、「研修」なんかで、見事に黒一色の「具」が出現するわけです。

また、公務員を相当数抱える駅では、むしろ8時30分現着を目指しての「具」が出現するわけで、

これ、相当面白いマーケティングができるんじゃないかと勝手に思っております。

というわけで、日々、もまれにもまれている「通勤者」にとっては、始業時間というのは、相手があっての始業時間というのもあるわけで、昔ほど9時始業という、がちがちの社会ではなくなってきた、

サービス産業がかなりボリュームがでてきたわけで、これ、9時じゃないよね。

そうなんです、また、関係ないんだよね。下々には。

むしろ、丸の内系とか、公務員系。この「具」が、全然減りはしない。むしろ一定の安定した「具」なんだよね。だから、「時差BIZ」がはやらないんだよ。一般人というより、「商工会議所系」はなんか関係ないよね。

学校関係、経団連系、公務員系。これが混雑の原因だよ。きっと。もう、プレミアムフライデーもそうなんだけど、これも経団連系とか公務員系だよね、できる方々って。

そういう感じで働きかけ方を検討してくれなきゃ、結局、また、「時間差料金」とか、無駄にお金がかかる「不公平」な展開になりそうで、もう、あきらめてくんないかな、こういう企画。

何でもかんでも食いつけばいいって話じゃないんだからさ。

一部を除いて、究極だけど、不動産を解放すれば、老後の心配とか社会保障費の心配が軽減されると思うんだけど。

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景気がいいか悪いか、常にそういう話を前提にして、今の政治だとか政策を関連付けて評論するむきもあるが、

あの「バブル」において、あれを指標とするには、あまりにも「構成される実態」が違いすぎるにで、

何をもって、誰をもって、「景気感」を指標とさせたいのか、もしくは、「曲げた解釈」をしたいのか、不明である。

というのは、バブルの頃は、「団塊ジュニア」が大量に世の中に吐き出される、最後の「人口ボーナス」と言われた時期で、

戦後2番目といわれる長期景気と言われる今日は、構成人口の4分の1以上が「高齢者」と、生産活動からはなれ、何かに「生かされている」方々が多い、という事実。

 

比較するのは、到底、無理。

 

あらゆる人に、「幸せですか?」と聞いてまわり、不幸せが多い、とか幸せの方が優勢というくらい、無駄な質問だと思っております。

 

年金受給者に不景気好景気が、そもそも関係あるのかしら?

 

news.biglobe.ne.jp

結局、自分もそうなんだが、この「非生産的」年齢に到達してしまったとき、どういう、いわゆる「老後」を過ごすことができるのか、という話で、

住む家、食事、衣類(寒暖しのぐ)。衣食住という話に到達してしまうのである。

特に「住」の話は深刻で、この先、賃貸というか、賃料を払っていけるのだろうか?に尽きる。

色々な統計だとか、生命保険会社が強力に言い切る、「老後生活資金」とかの話に「洗脳」されてしまえば、いわゆる政府が保証する、いやいや憲法が言い切る「最低限度の文化的な生活」は、どうしても金がかかるという話。

 

その一番の負担先は、住居費。

もう、この住居費と水道光熱費さえ、目途が立てば、なんか、あとはどうにかなるような気がしません?

 

どうにもならんから、35年のローンに人生突っ込んでしまいがちになるのであって、買わないでやっていけるんであれば、多くのずぼらな国民は、そっちに向かわないと思いますが。

ただ、日本経済の多くの部分は、その「土地本位制」を抜けておらず、まだまだ、そこに経済の多くを依存しておりますので、中には、「賃料が上がらないので、バブル以降、ゆるやかにGDPが下がり続けている」と言い切る評論家さんすら、いるわけなんです。

なぁ、共産党さん。やるならここを開放しておくんなせい。安倍がなんだどうだ!と言うより、そもそも論として、不動産の私有化はどなんだと、そういう向こう見ずな展開を自爆的に唱えてくれれば、おいら、賛同するぜ!

ただし、ついてくるのは、夢を置いてきた高齢者とか、夢を諦めつつある中年者になるのは間違いないけどね。若者は、まだまだ、ステーーーーータスなんだから、多分、こういう高額商品は。夢を即物的に重ね合わせてもいい、お年頃なんで。

 

ええ、不動産を解放すれば、死ぬまで、這ってでも仕事をし続けなければならないという、悲壮感や絶望感から同時解放され、おだやかな「老後」を少なくても描ける感じがするんですけれど。

 

人件費高騰で幸楽苑が?という記事に、好きなサンマルクカフェの記事があったんで反射的に。ごめんなさい。

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決して、私はサンマルクホールディングの回し者ではないのですが、ちょっと妙な記事をみつけてしまい、うーん、そうなんかなぁ、という思いもあって、

www.mag2.com

この記事の中で、サンマルクベーカリーレストランについて書かれていたんですが、この記事のテーマに落とし込むにあたって、なぜ、サンマルクを指標としたいのかが、ちょっと理解に苦しみました。

人件費の高騰という問題は、

1、採用費 2人件費 3法定福利厚生費 4研修費 5管理費 などひっくるめての話で、最近の状況は、信じられないくらい「採用困難」「人件費大高騰」の多重苦に、サービス産業は苦しんでおります。

幸楽苑さんも、大量閉店に追い込んだというキャッチが踊っておりますが、単純に、いきなりステーキにしたほうがよくね?という経営方針もあったし、ペッパーランチに組み込まれたという状況が、大きく影響した、そういう話だと思っていたんですが。

ええ、人件費問題というより、経営の仕方に問題があったのではないかと、単純に見方としてはそういう素直な感じだと、自分も思いました。

幸楽苑さん。中途半端な金額の設定に、現在はなっておりますが、正直、「安かろう、まずかろう」というのでは、決してありません。

単純に、お腹にたまんねんだよ!というそれだけです。

 

この国で、大きな問題なのは、デフレが、正直、脱却もできず、なかなか浮上できない大きな理由は、どんな価格帯でも、まずいものは作らない。サービスもほとんど落とさない。

これに尽きます。

そのために、その価格帯にだからこそ、そぎ落とした「サービス」があって、それを受け入れた客がいて、の、そういう環境があってしかるべきなのに、

この国は、変におかしくて、そういう価格帯でも、ある程度の価格帯でこそ実現可能なサービスを、客が要求し、提供する側も、なんと!応えようと、ほぼほぼ応えている。

このことによって、スポイルされるのは、それを支えるサービス提供者。つまりアルバイトさんで、応募しねえよな。そういう店には。という悪循環。

最低賃金なのに、過剰なサービスが求められる。全員、そんなことは全部「お見通し」です。でも、そいういう方々も、客という立場になったら、そういうサービスをもう、笑えるくらい普通に要求するんですよね。あはははは。

 

さて、日高屋さんは、とにかく「コストパフォーマンス」が最高です。あれはラーメン屋ではありません。比べるのであれば、「王将」の廉価版だと思っております。幸楽苑とはジャンルが違うと、全員思っているはずです。

幸楽苑とやや似ているのは、リンガーハットです。リンガーハットが生きながらえているのは、そのてんこもりのヘルシーさです。そういう特徴が、幸楽苑には一ミリもありません。

さらに富士そばをまたここに持ってきておりますが、この記事は何を書きたいのでしょうか?ちょと、理解不能です。富士そばで300円とか、かけそば食っているやつなんて、今どきいません。かき揚げつけます。よく似ているビジネスモデルは、当然「はなまるうどん」です。幸楽苑とは、1ミリもかぶりません。

ただ言えるのは、もう、お腹いっぱいです。ごちそうさまです。どっちも。

 

でまた、成城学園前にて、ファミレスの1000円前後のメニューが苦しくて、連日500円~600円の日高屋が賑わっていると書いてありますが、もうとっくに、ファミレスは、サイゼリアとガストのレベルに落ちてきております。ドリンクバーを入れないと、日高屋よりも安くあげることができます。お腹もたまります。

今のファミレスは、モーニングとランチに大混雑。で、深夜帯をばっさり切り落として、なんとか業態を維持している感じですが、そこに「ファミレス」のファミはもう影形もありません。

 

ミスタードーナッツは、はい、ご指摘の通り、ダッチロールしております。ええ、みんな気づいております。ここじゃ、お腹がたまんねんだよ!という厳然たる事実です。高級感というより、サイズダウンがはなはだしく、グラタンパイも200円超してんじゃねえよ!という感じです。そのくせ、レジが遅い遅い。待つ価値ナシです。

 

そうそう、サンマルクカフェ。これ、価格が高目。そう言っているんですが、ええ?!!!今どき、スタンプカード、雨の日2個押ししてくれる、なぞのカフェ。しかもドコモユーザーは、いつでも150円。高いのか?ここ。

ランチなんて、チョコクロと、ベーカリーついて、ホットラテMサイズがついて、500円で、超お腹いっぱい。高いのか?ここ?

サンマルクは失敗しているのか?本当か?

サンマルクレストランは、あれだろ、撤退に撤退をしまくった、「神戸屋レストラン」と同じ道でしょ?2500円も出して、パン食べ放題。にしては、パンがおいしくない。1500円くらいで、たまたまパンが食べ放題。そういう「気さく」な感じにしておいてくれないと、誰が入るんだ?その価格帯で。

というだけのはなしでしょ?戦略のミスとしか思えないんですが?

しかも、神戸やのパンとサンマルクのパン。比べてはいけないくらい、サンマルクのはおいしくない。

多摩川サンマルク(レストラン)が撤退。なんだけど、いや、ここ、なんの指標にもならんでしょ。田園調布と多摩川。どういう街づくりをするのかね。

 

でも、サンマルクカフェは大のお気に入りです。パン、おいしいよ!えへっ。

でも、某所のお店は、本当に従業員が足りなくて、「もう2度とこのようなことがないように」という張り紙もむなしく、何度も、朝、店が開いてません(笑)。

 

だって、お前、「ゼンショウグループ」か!というくらい、カフェのくせに、メニューが多すぎ。あんな人数と、あんなキッチンの狭さで、みんな日にちが経つと、ゾンビのような顔色になるぞ!ドトールのシンプルさに比べると、会話すら、満足にできないぞ!なんだ、「お持ち帰りもOK」の12種くらいある「パフェ」の大群は!

デニブランとかいう「魔物」。何度も皿から滑り落ち、アツアツだし、ベトベトだし、アイスクリームのっけていたら、もう、最大の悲劇!というカウンター内の絶望感といったら、、、、を何度も見ています。心、折れるよな。

 

で、ドトールがリーズナブルでおいしい?ええつ!!!!???

マックが安くていい????

マックは、本当に客が戻ってきました。普通の営業をしていれば、その価格帯とこてこてのコスパ感は、経営を無難に維持できるって話でした。でも、コーヒー、全然、おいしくないんですけど。まだ、イオンのほうが、おいしいです。いや、同じか。比べるもんでもないか。

というより、セブンのコーヒーは飲めるよね。

 

というか、自分、何を語ろうとしていたんだっけ。好きなサンマルクを言われたから、反射的に言っているだけなんかなぁ。ごめんなさい。

ついつい少年ジャンプ、連載のマンガを熱く語ってしまいます。

小池さんが急速に支持を失したので、もう、あまり書くことがありません。ので、

 

突然のように週刊少年ジャンプを毎週楽しみに待つおじさんになってしまいました。

260円になっていたんですね。確かに良い金額におなりになられて。ただ、「大病」をしたために、喫煙習慣が無くなったために、なんとなくその金額を拠出することに抵抗感が無くて、買っています。

マガジンでは、はじめの一歩がまだ若々しく。この10年、あれほど見ていたマンガから遠ざかっていて、未だに現役のマンガがあると、ほっとすると同時に、不気味な感じを抱くのもまた事実です。一歩より、作者の高齢化が心配だ。

その中で、

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ハイキュー!!」は、面白い。月曜日を待ち焦がれるという面白さではないが、1話1話、大丈夫なのかという内容の濃さに、唖然としてしまう。

本当に「指一本」の感覚を、キャラクターのそれぞれに合わせて、その思いの背景を極めて丁寧に、熱く「尺に合わせて」描いていく、その画力に、今回も、思わず涙ぐんでしまいました。

この作者、凄すぎる。  えっつ、何週遅れだって?ごめんなさい。

 

そして、これも何周遅れなんだといわれそうなんですが、

鬼滅の刃」。今は本当にこれ一択です。月曜日を楽しみにできる日が来るとは、この年になって思いも致しませんでした。

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図が大きすぎました。

はい、途中参加です。善逸が蜘蛛にされてしまう、あの展開から読み始めました。ごめんなさい。最初は、何がなんだかさっぱりわかりませんでした。が、展開も背景もわかってくるようになって、こんなファンキーなマンガがあって、なおかつ連載が継続していて、ミラクルだと感動いたしました。

どうころんでもファンタージ系ですが、日本の「鬼」と江戸、明治あたりを設定した背景。まだ魑魅魍魎がリアリティーをギリギリ持っている時代に、それぞれが奇天烈なんだけど、超ストイックな戦士としてのキャラ。

ギャグのセンスも秀逸なんですが、この作者。もう、煉獄杏寿郎の最後、泣きました。もう、感情移入しまくりです。

今回の上弦の鬼 陸。展開が読めません。想定を逸脱しすぎて、2個体に分裂するなんて、作者、大丈夫かしら。せっかく炭次郎が覚醒か!禰豆子が進化か!という展開に、あっさりと水を差すようなぶっこみ。非常に楽しみです。

このぶっ飛び感を、長く続けて、収めたマンガを自分は知りません。本当にドキドキしています。

 

もう当然ながら、ワンピースは、単行本、全巻完備です。もう、コメントしようがありません。立派です。未だに読めます。本当にこの作者さん、大したものです。すごいなぁ。偉人です。パワーのインフレーションも、起こさず、ちゃんと立ち向かえるように設定をはずさずに、しかもちゃんと世界の力の枠組みを守りつつ。

構成力は、随一です。

 

ぼくたちは勉強ができない」。載せる媒体を間違えたんじゃないかと思いがちだが、このギリギリの変態、妄想野郎が現世に踏みとどまって、微妙な距離感を、ほんと、コンマなんインチ踏み外さずに、はずしたら、鳥肌立ちまくるみっともない作品になろうかという、そのギリギリ感が、たまらなく、うまい。お約束、あるはずないご都合展開も、ある意味、超OK。いいんじゃないでしょうか!おじさんも読めます。

 

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このかわいい、お帽子ピチュウについて、本気でお話をしようと思っていたんですが、無念です。

このジムは、割と早い展開で、「色変わり」するジムだったんですが、なんだか、このピチュウを乗せたところ、半日、無事でいました。

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ね、みんなが、餌をこの子にあげてくれて、最後まで「満タン」でした。

2度はなかったんですけど。

はい、自分のポケモンではありません。サトシのお帽子ピチュウも、今回のお帽子も、全部、オスメス2匹、相方はゲットしたしました。なんででしょうか?

だって、「いじめられる小池」から、「いじめる小池」になった瞬間に潮目変わったでしょ?シンプルです。

 

 

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もう、本当に何度も自分ごときが、なんて思いもしたんですが、

大体の方々の記事なり、文章を拝見すると、もう、当然小池さんにお会いしたこともないので、そういう意味では一方的なんですが、

ああ、この人、本当に「実務家」としては、三流なんだな。都知事のような組織をまとめあげて、様々な問題を調整して、「運営」することは、経験としても能力としても、多分駄目なんだろうな、と思っておりました。

都議選において、あれだけの爆発的な結果を出せたのも、全くもって困っていない「東京」だったこそ、であり、さらに、多くの高齢者、主婦を含んだ層が、未だにテレビの「影響下」にあった、という中で、

その層が、なぜか、選挙に進んで行ってしまう、という単純な話で、

何度も、テレビに担がれた「層」による、俄かブームが、大きなムーブメントのような「結果」を生み出してしまう。

最近は、その傾向が薄れてきたとはいえ、未だに「結果」を左右するという点では、影響力が大なんだろうと思っている。

 

で、衆議院選挙なんだけど、

山尾さんの「不倫疑惑」で、一気に潮目が変わったのは事実で、民進党があっという間に「テレビ的に」もたなくなった。これは見ていて激やばだった。もちろん、蓮舫さんの時点で、相当「テレビ的」にやばさは感じていたんだけど、

まるで知っていたかのように自民党は一気に解散に打って出て、奇襲ではなかったはずなのに、もう、勝負あったかのような感じだった。

 

そこで突然出現したのが、「政局勘」だけは超一流の小池さん。行ったよね。勘違いしていた小者の若狭さんの生涯一輝いていた瞬間だったようだけど、「テレビ的」に、小池さんが「ネタ」になるのであって、若狭さんはなんの「ネタ」にもならないことを、多分、全員知っていたはず。

 

だって、「ネタ」こそ、テレビ的に使えるのであって、それで「政局」作れるって、全員が知っていたのだから、そうでしょ?

 

ただ、小池さんが「出馬」できなくて、これで「ネタ」の落としどころが「テレビ的」につかなくなって、「絵的」に難しい話になったし、

さらに「安倍さんが敵」という絵作りも、安倍さんががんがんテレビに出てきては、「テレビ的に最強と思われていたキャスター」をことごとく真摯に撃破していって、なんか、今までのことは、どうなのよって、疑問に思わせてしまって、一気に「作り上げた熱が冷めた」。

選挙となれば、本人直接登場は避けられないのであって、自分としては、「本人登場」が、この選挙の趨勢を決めた最も大きなターニングポイントだったと思う。

 

あとは、「安倍さん」憎しに生涯をかける人たちが、何を叫ぼうと、何を論じようと、今回の結果に、何を言ったとしても、そもそも、最初から彼らは、何も言ってなかったので、もう、「枝野こそ男だった」にすがるしかなく、

それは見ていて、ああ、テレビに出ている左の人たちの痛々しさといったら。

 

で、小池さんはなぜ嫌われたか。

簡単でしょ、嫌われたんじゃなくて、小池さんがいつもやっている「敵を作る」その敵にいじめられている可哀想な自分を「演出」できなかっただけでしょ?今度は排除するって、自分がいじめる側に立った感じ、これは、小池さん、やったことないでしょ。こういう演出。

テレビ的にも、もう、梯子はずされた感じだったもんね。

 

要は、「モリカケ問題」を取っ払ったら、「争点」が何にもないんだよね。バカだよね、もう、とっくに多くの主婦、高齢者は、「飽きて」いるんだよね。そういうもんじゃない。よく、1年もったよ。がんばった。でも、もう、この話題は無理。

次、探さないと、さらに野党は大変なことになると、思う。

テレビもやばやばだけど、まだまだ政局つくれることがわかっただけでも、面白い選挙だった。という感想でした。

24時間を目いっぱい使い切る社会が、ちょっと戻りそうな予感。少子化もまずはここからな気がする。

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1980年代。オイルショックなんかがあったりして、学生も就職氷河期、いくつもの会社が、事業が滞り、倒産だ、不況だと、そういう時代があった。

1990年にいわゆるバブルというものが瞬間あって、株だ、不動産だと、そういう話題に終始しがちで、結構な社会的な構造変化があったことが意外と議論されていないように思う。

この20年で、相当、社会の仕組みが変わったんではなかろうか。思いつきなんだがそう思わざるを得ない。

 

1980年といえば、1970年に万博が大坂で行われ、未来というものが、物凄く輝かしく、「期待」を膨らませるような語感があった。そういう絵画の展覧会においても、今でこそ、小学生でも「整合性がとれていない」とか、普通に生意気いいよるけど、

その当時の描く未来は、結構奇天烈ではあったし、使う色使いもホットカラーが多かったけど、「想像力」が規制されていない分、面白かった。

 

その未来がまず成しえたのは、簡単に言うと、日本人が24時間を、余すことなく使い切るということだった。

深夜という単語が、昔は夜の10時ぐらいを意味していたように思うが、今は2時とか3時とか、それ、明け方やんというくらい、今は、全てがそれぞれに活動時間帯として存在している気がする。

 

ええ、人が、そもそも足りている訳ないじゃん。

 

そう思いません?

 

1980年に、コンビニといったら、サンチェーンとかニコマートとか、今では何かの前身だったチェーン店があって、不況時代における「再就職先」として、ファミレスとともに「救世主」として伝説をつくった。

当時は、全共闘世代が、ものすごく多かった。コーヒーレストランとして割とカジュアルでチープな感じだったデニーズには、高学歴だが、全共闘として躓いた感たっぷりの世代が店長、マネージャーとして活躍していた。再就職先だね。

 

端折るけど、たまたま「人口ボーナス」で、団塊ジュニアが大量に社会人化したおかげで、それと、リクルート系が「転職」「フリーター」を流行らせ、支持されたおかげで、つまり、サービス産業という、これまた究極の「労働集約体」が、大量に社会に出現した。

第3次産業には、色々な業種があろうかと思うんだが、個人的に言えば、核家族とはいえ、家族を持つ、そういう社会モデルは、この80年を最後にして、どうも随分変わったように思う。

だって、夜の7時に全員が食卓に着いて、食事をするなんて、今の仕事をしていると結構な無理ゲーでしょ。

子供自体、その教育環境が80年以前の時間帯系に乗っているんで、親が、そういう時間帯に生活していないわけだし、

もっといえば、若者自体、24時間の中で、どこの時間に存在しているかによって、共に生活できるかどうかになってしまう。

 

価値観が合わないの。とかいうの以前の問題で、時間があいません。曜日が合いません。

これで、どうやって「つがいを作れ」っていうのかしら?

晩婚化とか、出生率の低下とか、当然問題視されなくてはいけないと思うんだけど、そもそも、共に生活を営む上での、社会構造がここまで複雑化してしまうと、それに応じた哲学とか、システムとか、考えてやっていかないと、種族としての衰退がはじまってしまうんじゃないかと、普通に思います。

フランスのように?生まれた子供は、社会で育てるみたいな、もしくは、アメリカのように、腹を括って、子育てをする家族を、全力でリスペクトするとか、そうしないと、間違いなく衰退するよねって、遅いよね、もうしてるし!

 

もう、後出しじゃんけんのように、この段階で言えば、ほぼほぼ間違いない話ができる、そういう典型なんだけど、

コンビニが24時間を止めて、「不便が当たり前」という社会を、普通なこととして容認できる国にしておかないと、下げ止まりはないかもしれない、かも。