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A LOST AND FOUND

色々なものを失くしてきたような気がします。

壊れたら、平気で1か月動きません。そういう世界に突入してきました。

www.okinawatimes.co.jp

沖縄都市モノレールゆいレール」の全15駅中、おもろまち駅美栄橋駅など六つの駅で駅舎と屋外の歩道を結ぶエスカレーターやエレベーターが故障で使用中止となり、復旧まで最長であと4カ月かかることが12日、分かった。いずれも「修繕費用の算定に時間を要している」「部品が届いていない」などを理由に修理が始まっていない。」

 

13年目のことだそうです。

昔だったっら、多分、こういう話はあまり聞かない。特に官公庁など、銀行も、おしなべて、メーカーのメンテナンスを最近は頼まない。

「安く定期点検」をとする、非メーカー系のメンテナンス会社が、相当数出現している。もちろん、技術などは、国家資格など民間資格含めて担保されているし、人材も、メーカーを退職した「高齢者」が、その腕、ノウハウを引っ提げての話が多い。

エレベーターも、三菱、日立、東芝などそれぞれあって、定期点検を含めたパッケージで提案するのだが、

日本のエレベーターとかエスカレーターは、諸外国に比べると、極めて耐久性に優れている。本当に、しっかりとメンテナンスをしていれば、20年、30年はもつ。

しかし、ご存知の通り、日本という国では、同じ製品を根気よく延々と使うという風習が無い。

とにかく、最新機種、モデルチェンジ、改良など、いや、車ですら4年にフルモデルチェンジ。名前ですら変わるという国ですから、今設置した設備が、そのまま20年も流通しているということは、まず、無い。

そうするとどうなるか。

製造責任として、10年間、部品などはもっているが、それ以降は保証がない。

特にエアコンなどは悲惨だ!一気に部品が無くなる。この地上から。

そうすると、壊れたら、途方もない解決に向けた作業が始まるのだ。

非メーカーー系のメンテナンス会社が「万歳」するか、なんとか、メーカーにかけあって、それに準じる部品を頼み込むか。になる。

自分のところのエレベーターは、日立製。

最初は日立の純正メンテナンスを頼んでいたが、これが高い。そういうことで、相見積を方々に頼む。

通名乗りを上げてくるのは、SECとかジャパンエレベーターとかになる。

これが、抜群に安い。

どこに任せようが、車と同じように、エレベーターとかエスカレーターには、年1回のの「車検」じゃなかった、「定期検査」報告義務がある。建築基準法で決められている。知ってた?

それとは別に、月1回だとか、3か月に1回とか、そういう点検も任意に行っているので、悲惨な事故は、確率から言ってほぼほぼ起きない。

だから、結構な資産価値の高そうな、東京駅近くの新築商業ビルでさえも、メーカーではなく、SECとかジャパンエレベーターに乗り換える。安いから。

 

ところが、10年を超えてくるあたりから、大変なことになってくる。

ぼちぼち、色んな部品の「耐用年数」が迫ってくるからだ。

6年で交換というのなら、まだいけるが、10年を迎えてくると、ロープやら、基盤、冷却装置、制御系など、どんどん危なくなってくる。

当然、月次定期点検においても、業者から「交換要請」がくることになる。

が、見積もりを頼むとしよう。普通だったら明日明後日、手元にくるんじゃないかと思うでしょうが、ちがーーーーーう!

基盤関係は、なんと平気で1か月とか2か月かかります。

えへ。

ええ、本当に腰を抜かすほど驚きました。

メーカーも当たり前ですが、自分の子供を(製品)作って納品したはいいが、それで終了!なんて、ビジネスとしては、こんな厳しいことはありません。その後も、末永くメンテを通して、納品した製品から収益をあげていく。こういうビジネスモデルを完成していたわけですから。

でなければ、新品の製品を「ほぼ原価」近くまで下げたりしませんって。プリンターと一緒ですね。

そうなると、汎用タイプのものは、そういうサードパーティーみたいな業者は持っておりますし、メーカーもなんとかもめることなく、それでも1か月かかりますが、出します。(昔は相当もめたそうですが、指導が入ったらしく出すことは出すと約束させられたとのこと)

ところが、10年の保証が過ぎた部品の関しては、すでに「期間を過ぎた」という正当な理由がありますので、これは出しませんね。

でも、あるんです。メーカーには。当然、その古い製品は無いですよ。でも、大幅に違う訳はないんです。改良型の新製品が当然のようにメーカーにはあって、メーカーメンテをしているところには、当然のように、それを交換しています。大丈夫です。

しかし、非メーカーメンテのもは、こうならない。ジャパンだとかが部品見積もりを、そのメーカーに依頼すると、「保証を過ぎた製品に関しては、調査など含めて、相当なお時間をいただいております」となる訳です。

で、あっというまに3か月!本当のことです。

それで、そこから金額の交渉だとか、承認をもらう、決済するとか、「値段交渉」なんていうことが出来ない世界だから、これが高い!

近くの「都銀」ですよ、シャッターが壊れて、2面ある入口の1面が、完全に入退出不可能になっていた。たかだかシャッターですよ?

都銀ですよ!

なんと1週間、閉まったままでしたよ。23区、駅前ですよ!

ちょっと、長くなるんで、小出しに書いていきますが、メンテだけは、安かろうは通用しません。人材もストックも、本当に、この国は「甘く」見すぎています。

いざというときに、本当に「心が折れる」くらいの衝撃を受けます。だって、どこもやってくれないんだもの、直ぐに。何言おうが、腐るほど、万歳している、修繕が必要な建物設備が五万とあるからです。

がんばれ!担当者。