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A LOST AND FOUND

色々なものを失くしてきたような気がします。

射幸性を問題視したとたん、いきなり右肩さがりなった業界

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www.sankeibiz.jp

全国的なことは言えないんだが、東京周辺に限った内容であれば多少の話ができるのだが、ご存知の通り、パチンコ産業がへこみ始めている。

へこんでいると言っても、化け物産業であることは間違いなくて、いまだに飲食業界の利益率を大幅に上回っており、まだまだ周辺のサプライヤーやら、ぶら下がっている周辺業者を幾重にも食べさせている事実は変わらない。

これほど巨大な産業なだけに、直接の関係会社やら間接的な会社やらが結構な数になっており、またこれの監督官庁が警察という、産業も事業も、1ミリも理解できていないようなところが、この市場の行く末、さじ加減を決めるなんて、シュール。

パチンコと聞くと、北朝鮮だとか反社会勢力とか脊髄反射される方がいて、社会悪という単語がセットでついてくるのだが、在日比率が極めて高い業界だけに、色々な要素がネガティブな反応に繋がるんだろうな。

今回の警察からの「指導」が破壊力満点だったのは、よく言われているような「釘調整」とかではなくて、「違法機撤去」とかもそうなんだけど、

結局、「射幸性」の解釈に尽きる。

この業界がまごうことなきギャンブルなのは、衆目の一致するところであるが、ギャンブルではない、違うんだ!俺たちは「賭博」ではないんだ、遊技場なんだという、ほんとんど守備力ゼロに近いこの言い方は、

すなわち、射幸性をあげない、これに担保されているといっても過言ではない。

これによって昨年から何が起きたかというと、

一切の「イベント」が中止になった。

店が、自店の売りも、自店のセールも、何にも歌えないとしたら、それはもはや企業でも事業でもない。

当然、手を変え品を変えで、あらゆる抜け道を探りながら、いやいや、あらゆる手を尽くしながら、あらゆる才能を発揮させながら、もう、頓智まがいの告知もあり、毎週、毎週、ネタが尽きようとも行われる「リニューアルオープン」など、

どうにかして発信力を維持しようと、業界総ぐるみで頑張っていたが、

「新台の入れ替え」告知以外は、告知まかりならぬ!

もう、こっそり配信されるメールやら、WEBでの第三者広告含め、すべてを細かくつぶしていく官庁。(まぁ、業界の自主規制ということで、官庁は直接手はくださないけど)

これが一番ダメージが大きかった。

それまでは、月曜日は「1P」の日とか、水曜日は「海」の日とか、金曜日は「ガロ」の日とか、7のつく日は「強力」の日とか、結局毎日「売り」を提供してたわけだが、

これが一切ダメになった。

特に影響を受けたのは、新規出店。広告規制があるおかげで、連日の広告がまず打てない。笑えるのは、「時間差」営業でさえも「射幸性」を感じさせるらしいのでダメなんだって、

いままでのフォーマットが全否定。

穏やかに出店して、穏やかに開業し、穏やかに営業を行う。

なわけ、無理だろう。4億も5億も居ぬきなのにお金かけているわけだから。

前年比売り上げ、いきなり2割3割ダウン。さらに今年、前年比1割ダウンととどまることない。

まぁ確かに駅前の3つも4つも「ギャンブル場」があって、子供たちの通学路(通学路が繁華街に面すること事態、どうなのとは思うんだが)に林立。20年に世界各国から人々をおもてなしすることを考えたら、

「ギャンブル天国日本」は、いかがなものかと確かに思う。

若者のギャンブル離れという話に、パチンコがいの一番に語られ、高齢化の客層頼みと言われるようになった業界だが、いやいや消費者たる若者が社会全体からいなくなっているから、この業界に限った事ないって。

色々と専門家と称する方々が解説を試みようとされているけど、いつもながらちょっと勘違いされていることが多い。けど、確実なのは、この産業の中で、ちょっとは有効なビジネスモデルを開発できるのか(低貸しは有効でしたね)、メーカー(達)が腹をくくれるか、などあるけど、

まるっきりステージが変わり始めているのは事実なんで。