A LOST AND FOUND

色々なものを失くしてきたような気がします。

都議会って、プロジェクト決めて、業者を決める作業でしょ?ぶっちゃけ。

matome.naver.jp

店舗の運営がうまくいかなくなる。業界によっては、経営コンサルとか業界に特化した法人、個人に委託するケースがままある。

規模が小さく、社長のやる気や能力に問題がある場合、コンサルがどれほど手を尽くそうとも難しく、退場願う場合が多いが、かえってこういう法人の方が、「上がり率」も高く、短期においては金払いもいいので美味しい案件だったりする。

その他においては、これだけの情報化社会なわけで、通り一遍のインフラも、フォーマットもどれもこれも、そこそこはあるわけで、でなければ論点がはっきりしてるわけだから、依頼先も受託側もそれぞれ了解事項があって楽だよね。

でなければ、何から手を付けるかと言えば、何にどういう風にお金を使っているか。洗い出しをおこなうことだよね。

当然困っているところが欲しているのは資金な訳だから、大抵セットになるんだけど、一番手っ取り早いのは、今使っている「業者」を変えること。

こういうコンサルは言う事聞かせられる業者を持ってるわけなんで、それが「力」になっていたりするんで、

その業者も、そのコンサルのおかげで仕事いただけるんで、それなりに安くあげる方法も知ってなければそのコンサルに取り入れないんで、実績も当然あって、

実績って何?と言われれば、安くあげるのは当然にしても、何かあった時の「責任の取り方」をよく知っている、事後処理がとてもうまい、トラブルなりメンテナンスがうまい。

結局、コンサルができることって、資金付けなんかはもう最上級の力なんだけど、日々の実務においては、どんだけ言う事聞かせられる業者を使いこなせているのか、

これにかかっている。

 

こういう流れは結構「癒着」とか「裏金」とか、昔であればそういう話はどこでもセットでついてきたけど、これだけ業者の数が少なくなった、それなりのクレジットが必要だ、社歴がないと口座が作れない、

それでなくとも仕事が多く、さばききれないなんて、有能な会社であればあるほど、最近は生意気になってきている中で、

癒着やら裏金やら手回しなど、次第に歴史上の話に最近はなってきている。

 

前ふりが長くて、えへっ、ということなんだけど、

小池さんがやり始めたことって、ああいう「劇場」つくって、そのまんま、都民と一緒に、このプロジェクトを1から勉強しましょうという話にしか過ぎないんだよね。

やることがまだ「未決」で、プロジェクトをどうするかと、やるのかやらないのか、というんだったらこういう会議で、「見える化」あってもいいんだけど、

やること決まってる中で、どこの業者をどういう風に使うのか、

だけでしょ?

それが妥当な金額なのか、こちらが出した仕様がダメなのか、その仕様を託したコンサルに問題があるのか、そもそもこの予算に見合ったプロジェクトでないのか?

だけでしょ?

大掛かりにかましてやるようなことじゃないと思うんだけど。

 

闇の帝王とか、都議会の帝王とか言われている「帝国」との闘いとか、さんざんマスコミは煽るし、小池さんもそこが生きる道みたいな感じになっているし、

都議会も、悪いけど、あれだけの予算を扱いながら、何をやるにしても、後々まで責任もってやってくれる業者を安く仕入れられる、検討できる、理解できる人間がそんなにいるとは思えないし、

そういう意味では、松本文明さんは、頭良かったし、数字強かったし、業者を使う意味がよくわかっていたし、何にも要求はしてこなかったし、

内田さんは都議会のドンというより、立派なコンサルなんだよな。

森さんのような腹に中に色んなものを抱えているんだったら、ピンでやっていけるわけで、内田さんを取り巻く都議会の「狼狽」振りをみていると、無能な連中が心底頼り切っている感が強くて、

そうなると、対決とか、確かにあるんだろうけど、大阪市役所みたいな、もっと別の暗い歴史をひきずっているのと違うから、猪瀬さんも嫌われていただけだから、

抵抗勢力と化した都議会の方々も、小池さんのたまらない「素人感」が嫌なんだろうし、ほっといた方がいいところと、突っ込んだ方がいいところの区別が、この先、もうまるっきり判断つかないと、当然のように空転するだろうな。

そんで、わけわからん業者を使っちゃって、メンテもままならず、えっという事態になったとき、内田さんの息のかかった業者が、手慣れた作業で取り繕ったら、ますます大変な事態になるんだろうな。

 

今の日本は、相変わらずの土建国家だよ。