保育所の話は、政治家だったっらもっとしっかり話をしよう、と思う
自分が語っていいのかという話なんだが、
このブログ、「日本死ね」(じゃないんだろうけど)がアップされた時、その端的な内容から非常に多くの方に読まれ、評判になったのは事実。
ただし、これを「武器」にして、ことさら「日本死ね」を政権に突き付けた民進党の山尾さん発言から、どうやら雲行きが怪しくなった。と記憶している。
最近マスコミが、薄っぺらい理解で、たきつけるような番組を作るのに似ているが、どうも「受けた」「受けない」みたいな雰囲気で、「論争」とは程遠い気合の入った単語を並べるだけの「印象」づくりに走る民進党をはじめとする国会。
この連中のせいで、物凄く本質をはずれにはずれた「下品」な話題に成り下がってしまったと、本当に思う。
さらに、国会の場で、鬼の首をとったように「はしゃぎまわる」民進党の担当者も、今回の流行語大賞に出席、満面の笑みを浮かべて!なんて、どうも、各所から、本当にこの人はすでに存在そのものが反感を買うようになっている気が、
で、俵万智さんも、この人のせいで、火の粉がかかり、しなくてもいいコメントをして、いらんことをひっくり返されて、反日認定をされるという、(ツイッターのフォロワーがあーだこーだと切り取られてさ)
なんだこれ。
管轄は確かに厚労省なんだろうけど、実際の実務レベルは自治体であって、保育所に関して言えば、資格は国家資格(幼稚園は都道府県資格)なんで、国としては、どうなんだろう、各自治体にどういう支援ができるのだろうか、
なんて、当初から言われていたことだし。
実は年々上記の表でわかる通り、年々施設数、収容人数は増えており、各年齢の10%から20%弱の人数を収容できる程度にはなっているが、男女共同参画という観点から、女性、男性が社会に出て、日本の生産力を高めていくことから
預けたいとする数も、比例的に増加しているのが実情で、いつまでたっても「不足」している話。当然、首都圏に流入する人数の増加も拍車をかける。
だって、預けられるんだったら、預けたいと思う人が出るのは当たり前で、むしろダブルで働いていただいたほうが、扶養控除なんて議論で時間を食う必要もないし、社会保険なり厚生年金に寄与していただけるもんだろう。
それは、年金生活者にとっても非常に明るい話だし、巡り巡って自分たちの「利に叶う」結果になるんだったら保育所の開園に「反対する理由」もないはずだし、
そういう「雑かもしれないけれど」話をして、地域コミュニティーのあり方や、議論の方向をまとめていくのこそ、政治家なり議員さんの「仕事」なんじゃないかと思う。
都内のある区では、ある時期新築マンション建築申請を止めて、学校やら保育所施設とのバランスをしっかりと計画しているところも、確かあったはず。
戦いの道具にしていいことと、こちらに向かって、理解を進める議論につなげる話をするのとでは、雲泥の「能力」の差になるわけで、
20%なりの内容・意味を含んでいれば、ほぼほぼOKな感じで、是か非か、非難か迎合かなんてアジテーションみたいのは止めていただいて、もっと、具体的にどうなんだという議論をしていただかないと、
すっかり色物的に「日本死ね」みたいなキーワードなんて、あっという間に消費されて、口にするのもバカみたいな話にされて、本質なんて彼方に忘れ去られるか、NGワードに絡む話として、避ける話になっちまうのが怖い。