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A LOST AND FOUND

色々なものを失くしてきたような気がします。

実は想像を絶する感じの採用難。職安出自の有効求人倍率ですら採用難なんで、民間データとなると。

doda.jp

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統計元:厚生労働省 平成17年-平成28年 一般職業紹介状況より

ご存知の通り、有効求人倍率として、とにかくも、全国全ての県で有効求人倍率が「1」を超えた。

このことは、望む望まないにかかわらず、全ての求人者が職にありつけるという数値であって、まぁ、ひとつの安部のミクスの成果として語られることが多い。

でもね、でもさ、と色々な識者が、色々な角度で「そうは言っても」とか「それとこれとは」と、いや、このデータは断固として認めない、そもそも「正社員」においてはどうなんだ、しょせん、有期雇用契約だろ?とか、大都市圏内にしか云云かんぬん!

いやいや、言いたい気持ちはわかるけど、正直、肌感覚としては、これ以上に「人が採れない」というのが実情ではなかろうか。

 

DODA、インテリジェンス社がUPしたデータと比較してもいいが、そもそも厚労省が指標として出してきたデータは、「有効求人倍率公共職業安定所ハローワーク)で扱った求人数、求職者数」なので、皆さん、どう思います?

 

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DODAはご存知の向きもあるかと思いますが、昔は「学生援護会」という会社で、アンとかサリダとか、もう、リクルート勢力を二分していた?勢力で、その様々な媒体はほとんどリクルートとかぶっていたが、インテリジェンス社に吸収された、と。

 

DODAのデータは、もちろんのこと、お金を払って「まじ」で広告をうって求人をかけている「数値」で、厚労省のデータは、無料で求人広告をハローワークにてうてる。

さらに、求職者というのは、中高年が多いのは事実として、「失業保険」を申請している方々が多く、ハローワークも、その方々を当然数値として算入している。

 

そういうことで、DODAの数値は軽く3倍を超えている。東京を中心としたデータとも言えようが、それこそあのバブルの時代に突入したかのごとくの数値で愕然としてしまう。

また、バブルの時代は、あの団塊世代ジュニアが「市場」に展開してきた時代で、その数毎年200万人前後。現在は120万人前後。これをもってしても、「採用難」という言葉がどれだけリアルにシビアか、わかっていただけるだろうか。

90年は、その寸前まで、実は非常に大変な就職難で、失業含め、倒産件数も多く、その中高年を救った!とされたのが、「ファミレス」といったサービス産業。それとコンビニといった小売店の躍進。

自分もアルバイトで、ファミレスの深夜バイトをしたものだが、店長とかマネージャーといわれる方々が、元学生運動出身者。そういうぎりぎりスピンアウトせず、社会に残ってはいるものの、「俺は会社の歯車にはならねぇ」と、そういうフレーズが「言えた」最後の種族が多かったのを記憶している。

そのファミレスも、「人が取れず」、開けているだけで、即座に意図せずブラック化していく店舗において、社歴10年15年の中堅クラスにしわ寄せがいき、バタバタと辞めていく現状、深夜帯の縮小を決めたのも、人がいないことの表れである。

ロイヤル、スカイラークが縮小したのも、深夜帯といわれる時間帯の売上比率でいうと、全体からみて10%もいかないのであれば、もう開けている意味もない。

 

また軽く言うと、IR(通称カジノ法案)で七転八倒しているパチンコ業。ここはさらに人が取れない。時給を上げても上げても採れない。

多くの方々が人口の減少とか、労働環境とか、キツイとかいっているけど、全然違うからね。

以前書いたけんど、遊戯人口というデータで自明なんだけれど、20代から30代のデータを見てもらえばわかる通り、パチンコ遊戯人口の10%強。その昔は30%とかそういう数値をたたいていたはずで、どんどん減っている。

つまり、若いやつがパチ屋に行かない、ということは、その業界を知らない。つまり、知らない世界でバイトしないし、「未経験者」という人材を、そもそも「面倒」として扱ってきている業界なんで、

つまり、応募しない。想像できない。

なんで、そのハードルをなんとかしないと、当然取れない。

待遇だとか、写真入れて明るさ、仲良し感を演出してとか、そういう切り口でやっているところが多いが、そうじゃないだろ。この業界をもっと説明しなきゃ、わからんて。わからない世界に、そもそも行くかっていうんだし。