A LOST AND FOUND

色々なものを失くしてきたような気がします。

一部を除いて、究極だけど、不動産を解放すれば、老後の心配とか社会保障費の心配が軽減されると思うんだけど。

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景気がいいか悪いか、常にそういう話を前提にして、今の政治だとか政策を関連付けて評論するむきもあるが、

あの「バブル」において、あれを指標とするには、あまりにも「構成される実態」が違いすぎるにで、

何をもって、誰をもって、「景気感」を指標とさせたいのか、もしくは、「曲げた解釈」をしたいのか、不明である。

というのは、バブルの頃は、「団塊ジュニア」が大量に世の中に吐き出される、最後の「人口ボーナス」と言われた時期で、

戦後2番目といわれる長期景気と言われる今日は、構成人口の4分の1以上が「高齢者」と、生産活動からはなれ、何かに「生かされている」方々が多い、という事実。

 

比較するのは、到底、無理。

 

あらゆる人に、「幸せですか?」と聞いてまわり、不幸せが多い、とか幸せの方が優勢というくらい、無駄な質問だと思っております。

 

年金受給者に不景気好景気が、そもそも関係あるのかしら?

 

news.biglobe.ne.jp

結局、自分もそうなんだが、この「非生産的」年齢に到達してしまったとき、どういう、いわゆる「老後」を過ごすことができるのか、という話で、

住む家、食事、衣類(寒暖しのぐ)。衣食住という話に到達してしまうのである。

特に「住」の話は深刻で、この先、賃貸というか、賃料を払っていけるのだろうか?に尽きる。

色々な統計だとか、生命保険会社が強力に言い切る、「老後生活資金」とかの話に「洗脳」されてしまえば、いわゆる政府が保証する、いやいや憲法が言い切る「最低限度の文化的な生活」は、どうしても金がかかるという話。

 

その一番の負担先は、住居費。

もう、この住居費と水道光熱費さえ、目途が立てば、なんか、あとはどうにかなるような気がしません?

 

どうにもならんから、35年のローンに人生突っ込んでしまいがちになるのであって、買わないでやっていけるんであれば、多くのずぼらな国民は、そっちに向かわないと思いますが。

ただ、日本経済の多くの部分は、その「土地本位制」を抜けておらず、まだまだ、そこに経済の多くを依存しておりますので、中には、「賃料が上がらないので、バブル以降、ゆるやかにGDPが下がり続けている」と言い切る評論家さんすら、いるわけなんです。

なぁ、共産党さん。やるならここを開放しておくんなせい。安倍がなんだどうだ!と言うより、そもそも論として、不動産の私有化はどなんだと、そういう向こう見ずな展開を自爆的に唱えてくれれば、おいら、賛同するぜ!

ただし、ついてくるのは、夢を置いてきた高齢者とか、夢を諦めつつある中年者になるのは間違いないけどね。若者は、まだまだ、ステーーーーータスなんだから、多分、こういう高額商品は。夢を即物的に重ね合わせてもいい、お年頃なんで。

 

ええ、不動産を解放すれば、死ぬまで、這ってでも仕事をし続けなければならないという、悲壮感や絶望感から同時解放され、おだやかな「老後」を少なくても描ける感じがするんですけれど。