A LOST AND FOUND

色々なものを失くしてきたような気がします。

まるで日本中がこの話題に集中しているみたいに報道されているけど、テレビの幻想だよね。

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diamond.jp

なんというか、我々は常に「伝聞」。伝え聞くのが当たり前の日常なので、当事者から「直に聞く」という話には当然ならない。

その伝え聞く、それに信用性があるのか、信用を誰が担保するのか、今までは、メディアがそう言っていました、それで「はい、終了」みたいな時代が、長きにわたってあった。

ええ、それだけの話だと。

でも、最近は、政治に関して。医療に関して。芸能に関して。豊洲の関して。えへ。

新聞なり、テレビが、もはや、そういう信用を完全に担保し、「常識」なるものを、しっかりと補完できうるものではない。そういう現実なり、認識。実感として、多くの人たちが気づいてしまった。

うむ、そおいう話だと。

今回の相撲に関する「事態」も、特にテレビで様々に、もう、様々なお立場で、バイアスをかけまくった話がされているが、

この、むやみに「組織論」に絡める話も嫌いではないんだけれど、

そもそも、誰も本当のことなんて話している訳ないじゃん。特にテレビでは。その話に絡めて、「自分のことを話しているじゃん」

次第に、若い層を中心に、そういう理解。その幅が広がってきているように思う。

もちろん、若い層は、一気にエモーショナルに流れる可能性も無きにしも非ずだが、多くの中高年よりも、きっと、普段から、チャンネルを多く持った奴に「検証」されていること、それによって「踊らされていた自分に」何度も気づく。

だから、この相撲でいえば、日馬富士が悪い。とか、貴乃花が悪いとか。テレビでは、雑誌などでも、さも、日本全国、この話題に「集中」みたいな話になっているけど

 

選挙の時と一緒で、もう、テレビでの話題は、「中高年」専用の話題といってもいいのではないでしょうか?

 

簡単に言って、相撲の世界は、日常の尺度で測れない、そういう「特殊な」環境であり世界で、こっちの尺度ではかったところで、即時的に解決できるの?

こういう成り立ちも含めて、このままでは「伝統芸能」に堕してしまう。

真のアスリートのスポーツだとは、多くの若年層は思っていないわけで、

そうしたいの?したくないの?

それだけの話でしょ?

 

伝統芸能にするんだったら、「神事」として、横綱の「権威」をもっと、高めていくべきだし、相撲協会もそういう指導なり、「報道規制」をもっと強化するべき。いいんだよ、情報、もっと出さなくしてもOK。

 

いやいや、スポーツ!というのであれば、得られる「給与」というか「年棒」というか、賞金を明確にして、個々の能力に焦点をあてる。あくまでも能力。

 

どっちが、誰に、どの層に馴染むのよ。そういう話でしょ。どっちが好きなのよ。

 

何か、なんでも100%受け入れられるなんて、そういうことを、特にテレビなんかで、いつもこう、表明したり、その気があるように誰でも見せているけど、

100%なんて、あるわけないし、目指さなくてもいいと思うし。

何をやっても、非難する人は絶対いる訳だし。リスク管理もそういう話でしょ?

もう、先代貴乃花の奥さん出してきて、コメントとるなんて、誰得なのよ?相撲の世界より、さらにぶっ飛んでいる人間だって、もう、みんな知っているじゃん。面白いけど。