クリスマスナイト、だったんだよね昨日。今、軽いバブル?みたいなノリ、ある?
昨日のクリスマス。とある駅前のスーパーマーケット。外通路に設置されているコインロッカー前。夜の9時頃。いい感じにあたりが暗い。若いカップル。
段取りがわからないんだけれど、こちらはポケモンジムに、その日のルーチン業務で己のポケモンを立てにきた通りすがりのおっさんなんだが、
すでに小型タイプ。中段。扉が開いていて、2人して中を覗き込んでいる、そんな感じに見て取れるけど、荷物を預け入れる風でもない。取り出す風でもない。気になる。
離れた所に位置して、まるで、というより、ガチでポケモンを、特に第3世代中心をとりながら気にしてみると、
「わーきれい!」と彼女らしき方が覗き込みながら声をあげる。
近距離に移動しながら中が見える位置にくると、
じゃーーーん。LEDで綺麗に電飾された?自己発光している感じの小さな「クリスマスツリー」が白く光る。そして、その奥にリボンがまかれた赤を基調とした袋が。
ああ、ハッピーメリークリスマス!
そういう演出なんだ。
うわーーーー、なんか、バブル。
ついそう思ってしまいました。彼女さんは「多分」嬉しそう。多分。いや、大丈夫。
遠い過去。知人がいて、ちょっとスケールが違うんだけど、そう、あのバブルの時。シティーホテルなんて、今は「死語」なんだけど、そういう所を「1年前から予約」して!いや、半年前からかなぁ、この、1年。時空を超えた凄さを感じるんだけど、
それが、あの当時のバブル。レストランも半年、1年前から予約。
確約も何も、相手がいなくても、そうなることを信じて、予約!
それが、あの当時のバブル。
そして、その日の夜、部屋で2人だけのクリスマスナイト。
彼女に「クローゼット」をあけてごらん。知人が言う。
開けたその中には、彼女が欲しがっていた、サーフボードが!
実話です。
そう、これがバブル。
ヤマトに頼むのか!高級シティーホテルの1室から、大型のサーフボード。朝がぶち壊しだろ!喜ぶのか?それ。でも、こういう相手の気持ちなんか、1ミリも容赦しないのが、その時のバブル。仕掛け感、仕掛けた本人が満足できればオーケ!
麻生さんが言っていましたが、このバブルを経験した連中。つまり40代以上は、今の景気感が良いのか悪いのか、判断できないと。むしろ、よくねぇ。と。そりゃ株価3万とか4万をみてりゃそうだよね。
でも、今の30歳未満の連中は、株価7000円の頃に社会を知った口。株価2万円だよ。すごいよね。バブルだよ。
深夜のタクシーなんか凄いことになっているよ。
でもね、ちょっとあの当時と違うのは、中高年のおやじが知っているバブルの出鱈目さとは違うんだよね。好景気は好景気なんだけど、まだ、全然まじめなんだよね。
まず車なんて買わないよね。だからタクシー使えるって、そういう論理になるよね。さらに、アッシー君とかメッシー君とか、そういう下心満載の草食系下僕ヒューマノイドもいないよね。
だから、色々と、どうやってどこで時間をつぶしたかとか、より安くコスパのいいお金と時間の使い方を「知的」に語っては、マウントしかけてくるよね。
でも、使う、使ってるんだよね。それなりに。使えるんだよね。
しかもビットコインみたいな、象徴的な金融も昨今あるし。
中高年が思っているより、景気感は上がってる。これは確か。ちょっと自信とか傲慢さが出てきてる。いいことだと思う。けど、ここで中高年は、自分らの「破廉恥さ」を語ってはいけないと思う。だって、それで人生ぶち壊したんだから。