A LOST AND FOUND

色々なものを失くしてきたような気がします。

DODAのキャッチコピーに寄り添えない自分がいるんで、つい。

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電車の車内広告だが、金融系、コンプレックス系(エステ含む)、雑誌書籍系、学校系など、「死語」に近い用語だが、コストパフォーマンスが最適と思っているであろう業態がお金をかけている。

金融系は、確かに効果が高そう。というより、より、日常に「溶け込ませる」という、非常にオーソドックスな手法の一環なんだろうということ。

 

その中で、「求人広告」として、旧インテリジェンス。旧旧学生援護会。のパーソルキャリアさんの広告。

DODAの広告。そのキャッチ。

「条件は、今よりいい会社」

うーーーん。パット見て、90年初期、あの「買い手市場」であった、バブル時のキャッチにとても似ていて、ちょっと「ドン引いた」。

クライアント。つまりお金を支払う側だが、まるでそっちに「喧嘩」売るようなキャッチ。

個人的には、条件が今より良くなる。そういうテーゼ。90年初期において、「フリーター」なる単語や、転職を「キャリアアップ」としてネガティブワードから、もう、ポジティブワードに昇華させ、いきなり「人材マーケット」が爆誕した。

そういう中での「雰囲気」に限りなく「似ている」。個人的な見解です。

 

その見解を殴られる覚悟で、もっと言うと、

このキャッチを見て、「おお!今、自分もそう考えていたところだ」と、もしくは、この媒体には、そういう今より「おいし条件」の会社がどさっと!とある。

そう思う奴なんて、いるんかい?いないよね。

さらに言うと、そういうキャッチを見て応募される「方々」の「属性」って、えへつ?

これ考えた方。もう、色んなプレゼンを考えた末の「採用」なんだろうけど、このキャッチ含めた「テーマ」。なんか、とんがった勘違い野郎が、てめえの会社には未来はねぇよ!的なセリフを放ち、俺にはもっとふさわしい環境と、それを理解する会社があるんだってことよ!って「転職」を、、、、なんてイメージ。

なんて、100人に見せたら、98人、そういう風に考えるのになぁ。

大丈夫ですか?このキャッチに見合うカテゴリー、あると見込んでの「作風」なんですね?

 

一方で、マイナビ

センスいいわぁ。控えめで、もう、自信はないけど真面目な労働者に向けたキャッチと映像が、ちょっと「私どもが背中を押して、、、」という感じがGOOD。

またアルバイトの方でも、「リアルなバイト撮ってみた」みたいな、実に普通だけど、その普通を、割り切って「テーマ化」しているのには、好感がもてる。

これはお客さんがどちらにいるんだと、理解もされながら、ユーザーからも、奇をてらうことなく、支持を得られそうな、実に、効果的で普遍的な感じがいい。

というか、マイナビがこの数年、実に効果的なんで、個人バイアスかかりすぎかなぁ。

 

その一方で、リクルート

もう、インディード買ってから、もう、タウンワークがなんであれ、もう、ほぼ一人勝ちなんで、相変わらず、何やってももう、なんでもいいですよ(笑)。

リクルートジョブズが、もう一つ、機能していない感じが笑えるんですが。

 

すいません、ちょっと思ってしまいました。だけの話です。