A LOST AND FOUND

色々なものを失くしてきたような気がします。

かかりつけ医と基幹病院とのネットワークいうんだけど、決まり事多すぎてやっぱり総合病院に集まるよね。

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以前、どこかの市議会の議員さんが、病院にて「名前を呼ばれない」。「番号で呼ばれる」、いったいどうなってんだ!とひどく怒って、料金を支払わずに帰ったという、とても面白いニュースがありましたが、

大上段から「個人情報保護法」がなんてテーマは、とても重いので避けますが、多くの人間が集まるところでは、個人名を特定しないよう、しないよう、して、なんかトラブルあったら、酷い目にあう。

組織に「自衛」「防御」させたら、もう、七面倒なことになる。もう、わかりきったことなんですが、果敢に空気を読まずに、クレーマー化して、「自己認知」「自己満足」に浸りきろうとする、特にご高年層。

この方々のゲリラ活動のおかげで、「昔は自分を名前で覚えてくれて、心が通い合っていた」なんて、朴訥とした風景を、壊しているのは、まさにあなたたちです。

 

とは言っても、相方の「骨折」の付き添いで通う「整形外科」の高年者の人数たるや、なんか、具合が悪くなるくらい多過ぎ。

しかも、看護婦さんやら、モニターで患者さんを「番号管理」しているんだが、番号での呼び出しに応じられる患者さん、絶無。

名前を呼び出されるまで、反応せず。いいんだけどね。

 

レントゲン撮影があって、ギプスを装着して、診察して、で、1,800円程度。しかも、ER付きの総合病院でこの値段。いや、本当に内科と整形外科の患者数は、節操がないよね。今回、診ていただいた先生、9時から5時まで、食事は?っていうほど、何人の患者さん対応してたの?ご苦労様です。自分らは、11時の予約でしたが、診察は15時30分でした。あはははは。

 

ギプスをはずすことになって、リハビリのステージに突入することになるんだけれど、診察、治療は総合病院。リハビリは他の病院。

自分も心臓の診察は総合病院。薬の受け渡しはホームドクター。そういうネットワーク化を「推進」して、地域の医療との連携で、総合病院は「重篤性」「緊急性」の高い患者を。地域医療は、その患者の「トリアージ」を。

が、整形外科は、凄い。自分のところで初めから「診察」していない患者さん以外、受け入れません。そういうクリニックがありました。

いや、もう、自分の患者さんで、見た目もいっぱいいっぱい。理解できます。

が、後日、自分のかかりつけの先生に聞いたところ、「リハビリは、辞書のように分厚い本に、事細かに症例ごとに決まっていて、外れたリハビリはレセプトはねられちゃうんだよね」とのこと。

ですって。はいそうです、って受け入れられない事情もあったということです。

 

ちなみに、私、「帯状疱疹」になりました。そのさい、飲み薬と塗り薬、同時処方されませんでした。同時がいいに決まっているんだけど、するとレセプト通らない。まぁ、アラセナ程度は薬店で売っているからいいんだけど。飲み薬をもちろん優先しましたけどね。