建物の大規模修繕って、コンサルに丸投げしたほうが、個人で責任負うよりはさ、いいよね。手数料高くても。
本当なんですか?
個人的に、大規模修繕系の話を具体的にできるものだから、物知り顔で何度かお話をしてみたもんだが、ごめんなさい、「設計コンサルタント」ってなんですか?
もちろん中古で購入した物件ではあるが、15年もたつと、もうそれぞれに「修繕」が必要となってきます。
区分所有が無い。ワンルームが結構あって、テナントもある建物で、総床4000㎡を軽く超えている建物で、エレベーターも2基。
いきなりのBMですよ。ど素人が。
修繕どころか、点検・報告がこんなに多くあるなってことも初めて知った。
そんな最中に、テナントさんから雨水、窓吹き込みから始まっての、恐怖の漏水。
「契約図面」しかなく、竣工図面が無い。建築いただいたデベロッパーさんは、倒産して吸収され、多くの協力会社は、超大手(アイホンさんとか文化シャッターさんとか)を除いて、行方不明。
一から電話をかけまくって探す。
その時、設計コンサルタントさんなんて、全く考えたこともありませんでした。
シーリングにおいても、総シール距離を、契約図面から割り出して、それを根拠に「いい加減」な見積もりを出した会社を排除したり、
何より一番問題だったのは、ゴンドラ使うか、足場組むかという話。どっちもやりましたが、ゴンドラって、屋上に相当する空間がないと組めないので、大型の室外機やらキュービクルがあって邪魔者が多いと、なかなか高くつく。
移動式のレール組んだりとか、もう、こっちもある程度の知識入れておかないと、その場で職人さんとやりとりしなきゃならないので、舐められたおしまい。見積もりが高くなったり、手を抜かれる心配だってある。
BMの際にお世話になっている会社に、紹介をもらったりはしたが、協力会社さんは、一人親方みたいな方が多くて、いや、今回はその方にお願いしてもいいけど、次の修繕の時は、その人、年齢的に生きてないよね?その会社無いよね?
そういうことで、結局は、準大手のゼネコン系列さんにお願いしたんだけど。だって、履歴を責任もって管理してくれないと、いや、まじでこのビル死んでしまう。
なんで、確かに目利きをしてくださるコンサルさんは、大変助かるけれど、それ込みで、毎年の点検、軽微な修繕を行ってくれるゼネコンさんやら建築会社さんが増えてきている気がする。
建設コンサルタンツ協会
拝見させていただきましたが、そもそも、公共工事というか、まさに、「国土」の修繕とか、新しい工法で、もっと合理的で安価に建築、土木できるのかという、そういう頭脳系の会社さんで、
こういうマンションとか複合ビルの修繕でも、湾岸の「超高層マンション」クラスの修繕だったら、こういうコンサルさんは絶対に必要だと思うけど、普通のマンションだったら、どうなんだろう、
毎年理事も、組合員も入れ替わってしまうんでは、なんとも難しいけど、コンサル頼まなくてもとは思うけど、「お前責任とれんのかよ!」と言われるんだったら、コンサルに丸投げしたほうが、そりゃいいよね。
多分、誰も責任とりたくないんだよ。きっと。にしても、管理費って高いよね。最近、主運積立金よりも高いのあるんだけど、あれ、なんで?