多分、日本で一番多い店舗は仲介不動産屋さんだと思う。早く、次世代モデルに変わってください。
新サービスは、ずばり、「スペースマーケット」が提供する、時間貸しの「厨房」。
例えば、夜は居酒屋だが、日中は使用しない。もったいない。一方で、焼き肉屋を経営しているが、昨今の傾向として、そして、消費税の軽減税率を背景として「仕出し弁当」が好調。しかしながら、部材や、食材の調理など、通常営業を圧迫する。
店を拡張できない。かといって、敷金礼金?保証金を払って、別の店舗を確保する?
という相互のニーズがマッチングして、WSBでも取り上げられた「新サービス」
実は、さんざんご紹介している「民泊」関連のビジネスとして、3年ほど前からこのビジネスは存じ上げていた。
民泊は,180規制がかかっていて、1年間、半分の日数しかビジネスができない。じゃぁ、残りの180日間、このスペース、どうすんの?という声にこたえる感じで、結構なセミナーを行っていました。この会社さんは。
部屋があって、それも、さまざまで、区分所有の普通の1DKがあれば、居酒屋が撤収したが、その後、造作そのままで、次のテナントが見つからない。
そういう「部屋」というか、スペースがあって。
そこを「時間貸し」しませんか?もちろん、1日貸しでもOK。
仲介している会社は、いわゆる「マッチングサイト」を提供して、相互のニーズをWEB上でマッチングさせる。
エアビーだよね。
はい、このスペースマーケットは、相互で取り決めた「約定金」。つまり、レンタルフィーを管理して、その管理料という手数料をその都度抜きます。
まぁ、エクボクロークだって、ウーバーだって、ウーバーイーツだって、そのビジネスモデルはほぼ一緒です。
でね、1か月前に申し上げましたが、これ、今まで不動産会社がやっていたジャンルでしょ?ってこと。
つまり、そういうことなんですよ。
①家賃の回収はカード会社
②入居者の人物査定はカード会社
③情報の提供とマッチングはマッチングサイト
④何かおこった実害に関しては、「第3者の出入りを容認する」施設賠償、火災保険変容型保険がカバー。
⑤万が一の「居座り」に関しては、水道光熱費は「共益費としてフィーに参入」しているために、名義移動はしていないので、名義人としてその場で「止める」ことが可能。
あれやこれや。
これだけすでに社会の実態が変化しているのだ。
はい、仲介不動産屋さんが、この世で一番店舗数多いほうが、おかしいと思いませんか?
さらにエアビーのすごいところは、何度も言いますが、その決済機能。
宿泊客が利用する当日か、翌日に「全額」振り込んできます。
宿泊客は、当然、100%カード決済なので、エアビーが、その決済を行う日から、カード会社から決済を受けるタイムラグを、自分で「支えなければ」なりません。
エアビーは、たぶん、でかい金融屋さんです。
この考え方をビジネスモデル化できれば、全国で600万件とも呼ばれる、首都圏、関西圏の「賃貸」需要に割り込むことができます。
破壊力満点のビジネスになると思います。
カード手数料が昨今3%前後から5%といわれてますので、双方から合計10%とれれば、いや、ものすごい、化け物みたいなビジネスが出来上がると思いませんか?
自分がやりたかったんだけど、だれか、やってくれませんか?これ。
民泊のおかげで、相当数のサードパーティーが、周辺業者が育ってきました。ですから、物件の管理も、掃除も、備品、照明の管理も、今までの管理人より、安い!
だれか、お願いだから、このビジネスやってください。混ぜてください。