なんと、松葉杖にも使用方法があった!知らないと死亡。ディズニーシーは車いす、介助者死亡!
そうこうしているうちに、相方のギプスが外れて、松葉づえで「自力走行」のミッション、いや、リハビリに移行となった。
本人は、こういう骨折、考えたら2度目だったんで、恐怖心が先に立ってしまったようで、そのリハビリというのを、案外、楽しみにしていた。
ただ、通っていた病院にはそのリハビリ科が無く、紹介状を持って、リハビリをしてくれる病院に向かうこととなる。
もう、1日がかりだ。過保護なのだろうか?いや、私が、付き添いたいのだ。常に一緒にいたいのだ。
さて、紹介先。リハビリの前に、簡単な診察があって、リハビリの予約という段取りかと思ったら、その先生。「リハビリさ、自宅で、自分でできるから、どお?」と、いきなりの発言。
確かに、確かに、そういう必要ないかもしれない。でもね、本人、リハビリを結構、楽しみにしていたんで、過保護の私としては、もう、その場の空気を読まず、
「すいません。何しろ、リハビリを強く向こうの先生に言われていて、そういうつもりでいたものですから、自宅でやるという話ですが、理解はできるんですが、可能でしたら一度リハビリをお願いできないものでしょうか?」と食い下がる。
「まぁ、簡単な足付け動作と、あとマッサージ程度なんで、自宅でご自分でできる範囲だと思いますけど、はい、リハビリですね、では、2階にお進みください」
なんとか、リハビリに進むことができました。軽く、まさかの展開でした。
予約だけかと思っていましたが、なんと、夕方にもかかわらず、1回目をやっていただけるという話で、超ラッキーでした。
で、衝撃だったのは、我々は「松葉杖の使用方法を知らなかった」
という驚愕の事実!
松葉杖がどこに行っても、基本、デポジットの額はそれぞれなんですが、「貸してくれる」という道具。知りませんでした。使用後は預けたお金と引き換えに返却です。すごい世の中です。
まず、長さが合っていなかった。長いのにチェンジ。
さらに使い方を知らなすぎるということ。
言われればその通りなんだが、この2本で両足をブランコのように浮かせることが、超基本。これができてこそ、段差だろうが、階段だろうが、ケンケン跳びだろうが、片足歩行だろうが、全ては、このバランスにかかっていました。
この練習を10分程度したところ、なんと、可哀そうな「松葉杖の女性」が、見違えるような「アグレッシブな松葉杖使い」に変身です!
リハビリ、グッジョブ!
「そうなんですよ、松葉杖の使い方がわからない人が多くて、駅とか、街とかで、大丈夫かなぁと思える人、結構いますよ、にこ」と申されました。
はい、「早く言ってくれればいいのに、、、、」状態でした。
これが、乗りたかった、ディズニーの車いすです。
1日レンタルで、500円です。電気自動車タイプは2000円前後になりますが、車いす専用の通路から、アトラクションに乗れる「サポート」付きです。
そうはいっても、混んでいる中で、ショートカットして入れるわけではありません。あくまでも、1時間待ちだったら、1時間後の予約をして、その時間が来るまで外で待機する。そういうものですから、ご安心ください。
ええ、今回のことで、よく理解できたことですが、
ディズニーシーは、車いす、介護用で行ってはいけません。
こんなにアップダウンが激しいとは思いませんでした。死ぬかと思いました。電動でないと、介助者は死亡します。本当のことです。2度言いたいくらいです。