A LOST AND FOUND

色々なものを失くしてきたような気がします。

ウエスタンランド シューティングギャラリー。10点。ラッキー。同時出現。

f:id:guripania:20161031100500j:plain

下手な写真ですいません。

ディズニーランド。ウエスタンランドのシューティングギャラリー、ハローウィンバージョンの様子です。

本来の感じは、ディズニーのHPに掲載されている下の写真の通りなんですが、

f:id:guripania:20161031100946j:plain

一応、ほぼすべてにわたって、おちゃらけたお化けの仮装をしている感じです。

ディズニーのイベント期間の「飾りつけ」の、半端でない完成度に比べると、なんで?というくらい、安っぽい感じなんですが、

このゲームは、200円を払って、「バッジ」をもらうゲームなので、こういう場末感は、嫌いじゃないです。温泉宿とか、今はこういうの、ないのかなぁ。

このゲームにおいて、10点満点をとると、「銀バッジ」がいただけます。

今日までは、ハローウィン期間中なので、グーフィーの絵柄で上部にハローウィンの文字が踊っています。

「金バッジ」は、ご存知のように、「隠されている」標的を打ち抜くといただける「ラッキー」の表記。これがでるといただけます。

打ち終わると、お金を入れるすぐ横から、「結果用紙」がプリントアウトされますので、すぐに確認。

f:id:guripania:20161031101540j:plain

こういうのです。

で、本題です。

自分も最近まで、10点満点と、ラッキーは、共存しないと思っておりました。

見ていただいたように、10点とラッキーは合わせて印字されてきます。

さらに、金バッジと銀バッジ、2つともこの1枚の紙でいただくことができました。

結構、キャストの方でも間違ってしまうこともあるので、これをもってそうだと!と言えない部分も少しはあるんですが、今回は、何気にいただくことができて、よかったです。

以前は、ラッキー取るなら、あえて10点はとらない。9点以下のときにしか出現しない。オフィシャル的にもそう言っていたはずなので、今回、アップさせていただきました。皆さん頑張りましょう。

ちなみに、この日のラッキーの予測ですが、(毎日変わるとのことです)、壁のボトル群が怪しい。さらに、壁の拳銃とか、とにかく、壁狙い。ネズミとか、そういう高度な技術系ではなかったですね。撃たなかったから。

 

宅建試験を受けてきました。資格だ資格だ。

f:id:guripania:20161028102538j:plain

個人的なことを申し上げて恐縮なんですが、今月10月は、本当に忙しかった。

2社の合併に伴う同時決算処理やら、改装工事の見積もりやら(総額3億円)とか、フランチャイズ契約の締結やら、民泊やら、そんな中でこの宅建試験。

この業界の「悲願」らしいが、取引主任ではなく、昨年から「取引主任士」。

 

すいません、取引士でした。ご指摘、すいません。こういうの、いけません。ぞっとしました。

 

士業。行政書士とか税理士とか司法書士とか、そういうカテゴリーの中に「昇格」を果たしたということ。そういう意味では、よくわからないが、快挙ということ。

毎年、25万人前後受けて、合格者15%前後という難関?

特に昨年の試験は、難しかったなぁ。舐めてました。はい、落ちました。

昔のように、4個の選択肢の中から1個を選択せよという、こういう問題が減って、

4個の選択肢の中で、合っている数(もしくは間違っている数)を答えよ!

まずいだろう、これは。

とか、合っている組み合わせは(間違っている)どれか!

いや、全部理解していないと、無理だろう。

 

こういう、士業にふさわしい、今までの宅建試験らしからぬ、非常に試験問題らしい問題に様変わりしていた事実に「驚愕」してしまいました。

 

問題集も、参考書も一切購入せず、スマホの無料サイト

「岡野」の合格無料ゼミ 一本で乗り切るつもりでいましたから。

結果は2点足りませんでした。

 

さて、今回、もう、何度も1年を乗り越える集中力も体力もあるわけないので、受かるしかないと、「5点免除」の下駄まではいて今回は試験に臨みました。

結果は、多分素で35点。下駄はいて合計40点。無事終了。よかった。本当にほっとした。もう、帰りの電車で眠いのを我慢して、岡野をやる必要がない!ポケモンGOを毎晩のようにやっていて、やらされていて、落ちたら、どう言い訳しようかばかり考えていたものだから、本当に、セーフ。

いや、ありがとう、岡野さん。というか、無料ゼミ。

 

簡単に解説です。

今回本当に助けられたと実感したものを紹介いたします。

参考書

f:id:guripania:20161028111418p:plain

出る順宅建士 合格テキスト。LEC東京リーガルマインドの3分冊。

色々な参考書がある中で、なぜこういう法関係があるのか、これを非常に丁寧に書き込んでいるのが素晴らしい。こういう利害関係があって、誰を助けたらいいのだろうかという説明の仕方。

「考え方」「状況把握」「落としどころ」

当たり前だが、各当事者の利害を「調整」するのが「法」であったりするもんだから、暗記して済む問題ではない。

特に、民法のはっちゃけた感じやら時代錯誤の感覚は、どうにかしろよと思いがちだが、それを借家法という「特別法」で強引に修正する。みたいなこの感じ。

こういうのを、非常にわかりやすく、案外のボリューム感と、図表でしっかりと説明してくれる。

本当に助かった。2周した。

www.takkenya.com

で、これ。岡野の無料ゼミ。

5問づつ出されて、決められた時間(だいたい3分とか)内に正誤をクリックしていく。回答を送信すると、正誤が採点され、回答と解説がでてくるんだが、

この解説が凄すぎる。まぁ、権利関係においては、民法だからか、司法書士とか行政書士の方々が、解説を書く(そういう参加者が解説をしていくという、みんなで作り上げていく世界)。これが、異常に専門的。もしくは、こう覚えろ!など、

3000問以上あるもんだから、そのボリューム感たら、ない。

今年は、できてせいぜい1500問までだったが、感動したのは、問題文を読むスピードが倍になっていたこと。へーーーー。

昨年は、10問やると、猛烈な睡魔に襲われていたし、なにしろ、読んでいる途中で何度も気絶していて、時間切れになることもしばしばだったが、

今年は、凄い。これが、「発火点」というやつか!

 

f:id:guripania:20161028114125p:plain

写真の大きさがいちいち違っていてすいません。

みんなが欲しかった! 宅建士の問題集 本試験論点別

なぜ、これをやったか。直前に効果がある。

10月に試験だが、9月にやりました。

岡野のゼミの欠点は(たいした欠点ではないんだが)、関連付けて問題をとけないこと。ランダムで出題されるので、これがたまに刺激的にもなるし、疲れるところ。

そういう意味で、権利関係、業法、法令という3部を、カテゴリー的に問題を解きながらおさらいするのに、適しています。

さらに、1ページを使用しての解説には、何十年もの蓄積で培った「語呂合わせ」ものっていて、この語呂合わせは、役に立つのかといえば、お守りみたいなものだけど、知るべき内容を整理してくれるので、とても必要。

これをやりながら、参考書で戻り読み。

最後に言えるのは、岡野のゼミをとにかく、1日数分でもいいので、やってみる。

問題文に「慣れている」「慣れていない」というのは、致命的ですね。頭が、「このAがBのCに対する」という文に、素早く反応し、整理できるかが、鍵なんで、毎日やっていることで、慣れさせる。これ大事です。とても大事です。

不動産業界がどうなるか、は、ここではあえて問わず。頑張りましょう。

 

走り始めているオリンピックについて、思う。

www.asahi.com

多分、どちらかで書かれていることと思うんだが、

その昔、F1というモータースポーツ。韓国も、車のメーカーが世界的に台頭してきた関係からか、マーケティングとしても、世界戦略からしても、

一度は通るこのモータースポーツ開催。

韓国も、2010年から7年間の契約で、なんと世界最高峰。いきなり挑んでみた。

サーキットという設備から含め、実務的な運営に至るまで、走らせてなんぼという話ではなく、F1は、一つの文化として語られる、様々な側面を持っている。

自分がとことん語れるものではないのだが。

ところが、サーキットの出来は、それなりの評価を得られたが、そのほかは惨憺たる状況だった。

「文化」というくらいなもんで、開催中は、ひとつのビッグイベントとして、各種スポンサーから始まって、サポートする様々な関係者、開催される会期中の様々なイベントから、ふるまわれる食事、さらに来場者へのサービスから、提供される宿泊施設、交通運行、食事などなど、

一気に設営し、一気に撤収する。

その間の、何億も稼ぎ出すドライバーへのホスティングからセキュリティー。

何百億円もの開発費やら予算を食う、チームと車。

こういうものを、ビッグイベントの背後で、粛々と整理、運営していかなければならない。

考えただけでも、気が狂う内容だ。

最悪の展開を、どうやら、やらかしてしまったようだ。

宿泊施設はラブホテル。各ドライバーは、終了後、先を競って、次の開催地、日本へ向かう。

さらにドライバーだけでなく、彼らをとりまく「サポーター」にしても、モナコに居を構える連中が、わんさかいて、それらがF1の金銭部分やらステイタスを相当にサポートしているわけだが、

空港から4時間かかるし、近場には、彼らを満足させる宿泊施設も、レストランもなにもない。

極めて極端な例だが、

オリンピックも、何も、競技者だけが、そこに泊まり、競技し、去っていくわけではない。

それを取り巻く、サポートスタッフから、用具、機材、さらにはトレーナーから競技者にも、何重にも人間がとりつく。

オリンピック競技者が、何のスポンサーもサポートスタッフもなく、現在のハイレベルの結果を淡々と出していくとは、誰も思っていないだろう。

そういう大集団を、さらには、その競技によっては、とりまく「富裕層」やら一般庶民の方々含め、競技だけでなく、満足させることができる「おもてなし」含めた、日本ならではの「文化」なんかの提供を、できるのか。

 

そういう流れになっているのが、今のオリンピックじゃん。

 

復興オリンピックという趣旨は、非常によく理解もできるし、是非に、という話だが、

もともとそういうテーマーで「選ばれたんではない」。

かかる費用も膨らんで、大変な展開になってしまっても、選ばれてしまった以上、引く選択肢は、多分ない。

 

そういう色々な方々を含め、色んなものを提供していく中で、こういう世界的なイベントを成功させて、さらに、開催国のステイタスをあげていく。維持していく。

 

オリンピックってそういうもんじゃない。

 

為末さんが言っていたけど、「自分はオリンピック競技者で」という話をしたところ、オリンピックって何ですか?と普通に言われたことに、だよね、という話。

もともとそういうものかもしれない。関係ない人にとっては、まさに、余計なものでしょうし、使う額に怒りさえ覚えるはず。

なんでオリンピック?という話になってしまうと、いや、とんでもない話になってしまうんで退くけど、

やる以上、決まってしまった以上、大人は、どうにか誇れる大会にしなければならないと思う。とだけは痛切に思う。

これがそれだけのコンテンツかどうかは、おいておいて、世界各国からこの日のために集まってくる方々のために、多分、最高のレベルのおもてなしをするべきなんじゃないかと。

そう腹をくくって、仕切って欲しいな。指導者には。

あああ、また短時間で、推敲もできずだらだらと書いてしまった。

いちいちマウントしないと気が済まない、そういうコミュニケーションしがちな人、多いよね。

alfalfalfa.com

英会話をなんとなくやり続けていて、たまに、えいやっつとTOEICを受けたりしている身なんですが、

ヒアリングでもリーデイングでも、エッセイとか時事問題とか、読み物を読んだりしていると、あちらの文化とか考え方とか、ちょっと理解できて面白い。

その中で、初対面でも、またお酒の入る席でも、目的は別にあったとしても、どういう会話、コミュニケーションをしているか、よく出てくる。

スモールトーク。

言ってみれば「世間話」なんだが、

その日の天気から、好きなスポーツ、時事問題(宗教とか政党の話はできるだけ避けて)とか、家族とかその人の個人情報に関する環境とかの話はしない。

会話の「極意」というわけではないが、

おしなべて、相槌をうちながら、ネガティブな返答をしない。ハッピーなリアクションを心掛ける。

へー、そりゃクールだね、いいねぇ、そうなんだ。それで、なるほどね、わかったわかった、そうだよね。俺も実はその意見に賛成だね、

えーっと、そういうことなんだよね。

 

例えば、寝起きに足の指を、出しっぱなしにしていた箱にぶつけてしまって、まだ痛むんだよね、という話を振られたら、

まぁ、英語圏では、そういう話をしたら FMLという結びになるんだと思うけど、

「うわー、大丈夫かい、またやっちまったねぇ、朝からバッドだよね。」

で、済む程度の軽い会話になろうかと思うんだよね、

でも日本では、ええ、一部の方々にしておこうかな、いや、結構多い気もするんだけど、

「馬鹿だねぇ、そんなところに箱なんて出しっぱなしにするからだよ。案外片づけ、下手なんじゃない?」

こういう展開が、物凄く予想できる。

そう、断定はしないようにするけど、日本ではすぐに会話に「マウント」を仕掛ける、感じが、多い。

だからダメなんだよ 

どうしてそうするの?

何にもわかってないよね、何がしたいの?

それはこういうことなんじゃない?

 

もう、何かしてしまったら、一番その結果にダメージ受けているのは本人そのもので、

軽い話題にして発散するのは、身を出しにして笑いをとる、そういう事もあろうかと思うけど、

これにマウントして、お前の考え方やら、おれはこう思う、でことさら事態を確定させる会話が、なんか多い。男どもは。

 

一方で、明るい話やら、なんかしたことで良い結果がでた話に対しても、相手をリスペクトしたり、モチベーションをあげるような相槌をうちもしない。

「合格したのは、たまたまだよ、あんまりみんなの前でいう事ではないよ」とか、「なんでそれができて、普段、こういうことができないのかね」とか、まぁ、そういう絶え間ないマウントに明け暮れる連中が多いこと。

 

なので、高橋ミナミが、こういう言い方しているのもわかる気がする。

いちいちマウントせずに、軽くシンクロしてくれるだけでいい話ってあるじゃん。

多分、そういうことだと思うんだよね。軽く。

これで炎上するのかぁ。驚きだな。

f:id:guripania:20161008161402j:plain

headlines.yahoo.co.jp

こういう食いつき方しちゃだめなんだろうけど、

個人的には、看護師の仕事は、ものすごく「上位」に位置しているんだが。

業務の大変さは、色々と語られもし、見てもいるんだが、実利面から言って、安定した人生を送れるという点からして、この職業に就きたい、使命から言って、この職を目指したいという話に、共感を覚えても、

言った人間を炎上させるというネガティブな感情は1ミリも浮かばないんだが。

 

税理士を目指しています。医師を目指しています。「干された時のことを考えて」

 

と同じくらいの共感を覚えるんだが、なんで炎上するんだろうか?

 

自分の知らない、自分の仕事を卑下するような、何かとんでもない暗黒面があるのだろうか?

どの仕事でも、資格さえあれば安泰であるはずはなく、さらにその資格をいかして、資格の最大受益者になるためにも、色々と困難はあろうかと思うが、

だって、薬剤師の地盤沈下は相当なもんで、看護師の重宝ぶりと業務の必要度合い、医療業務の移譲度も、ハブにされかかっている薬剤師に比べ、そのステータスの上昇ぶりは半端ない感じなんですが。

勘違いだったのかしら。

友人も奥さんの職業に支えられたと、そういう信用度と収入も含め、アルバイトの男女、何人も個人的に進め、その職に就いた人もこの数年で複数名いるなかで、

炎上させてしまう話になるようだったっら、ちょっと考えもんだな。

比較する気持ちが無くなって、悟りに入ると、どうでもよくなるよ。

www.ikemenmusuko.net

 

大概、大事なことは、後になってわかるということ。

 

もう、人生そういうもんです。

 

そもそも若いうちに、この日本が、どういう特性をもっていて、どういう仕組みでなりたっているのか、わかるはずがない。

参考にできるのは、テレビドラマとか、本とか、映画とか、漫画とか、親とか、さらにいうと、ほぼ参考にならないんだけれど先生とか。

社会は、漫然とそこにあって、漫然と関わって、漫然と過ごせるもんだと、そう思わせるような成り立ちを、確かにしているようにみえるけど、

それが、まったくあてにならない。

こっちが、積極的にかかわろうとしないと、どんどん何かが消去されかねない、そういう仕組みなんだと。

しかも月日が経って、年がかさんでくると、その関わろうとしても、関われる「選択肢」が、急速に閉まってくるという、とんでもない事態がまっている。

そんな思慮深いとか、英知ある、先見性があるとか、若い時代に、そんなもんあるか。

親だって、それこそ教師だって、そんな若い子を育てている時分には、まだ、結果なりを享受できているとは限らない。

だから、教えにも、どうもペラペラ感が満載だから、とりあえず、「勉強しろ」なんて、多分、間違いないだろう、最大公約数的な発言をするわけなんで、そこを若い奴ら、理解しろよ!察しろよ!

人を説得できる「言葉」なんて、イチローとかの最上級魔法を唱えられる人間に比べれば、自分にかけられる「ホイミ」くらいしか、ありません。

かくいうイチローも、今だからレジェンドとか、世間からオールグリーンの扱いを受けていますが、数年前まで、200本連続記録更新中の時の、一般人の評価っていったら、そりゃ、ひどいもんでした。バッシングでしたね。

 

世の中、特に日本は、世界の中で、相当恵まれていることは理解しておいたほうが良いと思います。

選択肢が非常に多い。案外、何しても生きていけるし、さらに、なんか、このブログみたいに、発信力はないけれど、たまさかの発信も、「自由」にできる。

 

その中で、特に用意されているのが、「学歴」ですわ。

単に、それだけの話。その選択権を手にするのかしないのかだけで、その後の結果は、それで決まるもんでもなくて、さらに絶望的なくらい選択肢の連続になる。

なもんで、その人次第、というありきたりの回答になるわけで、なんで、議論してもりあがるのかわからない。

ただ、その「学歴」を利用すると、それを利用しない方々よりも、割と簡単な選択肢が広がっているというだけで、それでもくさるほどある。どれを選ぶかによって、効果的な利用ができなかったり、できたりするだけで、

学歴を選択しなかった方々にも、様々な選択肢が広がっているわけで、

「チャーンス」という言葉が、甘いのか悪なのか、それとも聞こえないのか、金の糸なのか、これだって、それだけの話で、

無いからどうだって、盛り上がれる話でもネタでも無いと思う訳で。

 

人生を、実感として充実してます!なんて、誰が言ってるんだろうね?

細かいセグメントしてくれると、個別には、ポケモンGOに関しては、充実してますが、有給についてはとても不満です。金銭に関しては悲しいですが(もう、真っ黒クロスケですから)、相方にはもう、ものすごく感謝しています。

おしなべて今のところ「幸せです」。

 

そう、年をとると、様々にその時とった選択の是非がわかるようになってきます。客観性かな?でてきてね(笑)。

人を恨んだり、すねたり、比較したり、後悔したり、そういうのを特にしてしいがちな若い方々が、案外、学歴を論じるよね。

もう、比較してどうのこうのなんて、意味ないから。

若年層の人口減をまともにとりあおうとしない、とある産業。

 

f:id:guripania:20160930155446j:plain

人口減が、結構、劇的で面白い。

団塊の世代が、言い方が悪くてすいません、毎年200万人オーバーとは物凄い。

200万人というのは、一人が1万円使うと200億円という桁外れの金額になります。逆に言うとそういうことです。10万円扶養すると2000億円ということになります。

 

20歳をみてみましょう。

おお、110万人。ざっくりと100万人、減っております。

くどいですが、100万人が1万円つかうと100億円ということになります。

 

そういうことから、人口が減ると言う事は、どういう「設計」なりをかんがえていかなくてはならないか、そういう話です。

 

1990年のバブル崩壊以降、2000年まで、ロスト10年と言われておりましたが、実は、2000年以降のほうがより刺激的な展開で、

なぜなら、団塊ジュニアが毎年、成人として消費者として社会に出てきておりました。なんで、ロスト10年は、上澄みでふっとんだ方々はともかく、ベースとしては、そこまで酷くなかった、とも言われております。

 

本当にざっくりとして話し方で申し訳ないのですが、

若年層を取り込めない、そういう話で、いくつかの業界なりが、そもそも論としての「怠慢」ぶりを言われておりますが、

f:id:guripania:20160930154118j:plain

この業界は、特に、物凄い影響を受けております。

 

現在、この業界を支えているのは、ぶっちゃけいって、現在50歳前後から上の代、空前のパチンコブームを1990年辺りにご経験されている方々。

もう、毎日、どのお店も稼働率7割前後で、オーナーは、なーーーんにもしなくても、毎晩OOOOパブに行ったり、高価なベOツを毎年乗り換えたりと、使っても使っても減らないお金に困っていた、どこのお店も、すべて儲かっていた、感じ。

なもんで、預金金利6%とか、そういうなんだか今考えると想像もできない時代でしたが、貸出金利も2桁とか、サラ金?みたいな世界で、

ほとんどのオーナーさんが「甘い」話に乗っかって、2号店とか、よくわからないけど駅前にどーーんと更地で買って、1990年以降にバブル崩壊後の「手当先」として、いいように使われて、文無しになったりとか。

違った、話がそれた。

 

そういうことで、年間、消費を支えるはずだった「数」が、毎年、数十万人。これが、この10年、いやもしかすると20年、減った!

ざっと、新規ターゲット層が合計アバウト1000万人弱、ふっとんでいる計算。

1000万人に1万円を使ってもらうと、1000億円。すごい!

年間で、ひょっとすると、1兆円!

 

パチンコ業界は、あの時30兆円産業と呼ばれておりました。

が、30兆円とは「玉貸し」時での売り上げですから、都合よく計算しても、お客さんに80%は、「出玉」で返す、という話になっておりますので、

言ってみれば、6兆円程度のボリュームです。

しかも「延べ」計算ですから、普通の消費財とは、全く概念が異なりますわね。

だって、入れては出して、また入れては出しての合計額みたいなもんだから、まぁなんで30兆円なんて大それた規模で語られているんだかわかりませんが。

 

どういう風に計算するといいのかわかりませんが、その甚大な規模がふっとんだ感は、だせたんじゃないかと思います。このイメージが大事です。てへ。

 

というのは、減り続けているパチンコ店。でも、よくは語られていないんですが、減っているのは店舗の数だけ!

パチンコの機械の「総台数」は、変わってないんだよね。これが。

 

f:id:guripania:20160930174727j:plain

ほらね。

銀行だって、あの時11行あったメガバンクが、今では3行になってさ、駅前にそれこそメガ銀行が7つも8つもあったあの時代。ざっくり減っているのに、パチンコ店がなぜか、この20年?そのまんまで、逆にパワーアップさせているって、大丈夫なの?

 

半分でもいいんじゃないでしょうか?どう考えても。

警察との癒着とか、巷ではそういう言い方するけど、悪いけど、そんなの本当に関係ない。むしろ、敵対している感じが最近特に多い。

むしろ、そうはいっても、昔の金融産業の護送船団方式で、警察が「監督官庁」なもんで、参入障壁が高い分、「ぎゃんぶる」なんで、上場会社含む有力な民間企業が手を出せない(建前はね)。

なもんで、下手に潰れない。転がされている感じ。

普通の産業だったら、とっくに慌てふためいてドラスティックな構造変化なり、新規のビジネスモデルなりを日々模索するはずなんだけど、

まだ、しない。しているように見えない。機械が、すごい機械が、また出てくれば、復活できる!って、案外、そういう風に考えている。本当。

でも、今回の警察は、かなり真剣に地方含めて、末端の「職員」を動かしています。以前だったら末端の「裁量権」の幅があったんですが、もう、無い。無理。

 

人口減が、特に若年層の数に顕著なのに、全然あっち向いている。可所得処分の数値も適当に考えている。装置産業、立地産業というお題目をまだ言ってはばからない。

メーカーも真剣に取り組まないと、1台45万円なんて機械をカバーできる構造になっていないのに、高輪ホテルでなんて「発表会」やってる場合じゃないかと思うんだけど。