A LOST AND FOUND

色々なものを失くしてきたような気がします。

PlayStation VR を体験してきました。東京ジョイポリス

f:id:guripania:20160607095020j:plain

tokyo-joypolis.com

お台場にある「東京ジョイポリス」にて、VRの体験をしてまいりました。

もともとジョイポの年間パスポートをもっているので、そのためにという流れではなかったのですが、成行き的に体験することになりました。

一言でいうと、まぁ、面白かった!

このレベルを想像していなかったし、それほど、ゲームに関して、細かい意見をいう人間でもなく、普通の一般人なものなので、あれと比べるとアーダコーダが無い。

そういう人間が、普通に驚いて楽しめる。多分、世の中的にはこういう方向に進んでいくのだろうね。

www.moguravr.com

スタート時には相当出費を覚悟しなければならないので、当分はご自宅にお持ち帰りできそうにないんだけれど

バーチャルリアリティ

というものを、言葉とかテレビの話題とかではなくて、ああ、こういうものなんだと、ということを肌身に実感できます。

今までは、3次元とか2次元とか、まぁ、人としての日常は、5感とか6感とか言われてはおりますが、抜きにして、視覚的なものとして目を中心にしてこの世界に生きております。

この、目を向ければそこにあるものを「見つめられる」という、なんともしょうもない表現で申し訳ないですが、

これ!この単純な行為!これ、驚きとともに実感できます。

普通、ゲームなんぞは、言うまでもなく2次元なんで、よく任天堂さんのゲームでは、せいぜい回り込みができるカメラみたいなもんで、2次元をなんとか3次元にみせようと努力しておりましたが、

ぶっちゃけ世界観がかわります。3次元で、自分の目で認識するということは、その場に居合わせるということなんで、敵なり、街が、実物大で迫ってくるということです。

それだけで、重さも、肌感覚も当然ありはしないですが、この実物大で迫ってくる。相対するというレベル。これだけで、もう、全然リアリティーの密度が違います。

今回、ジョイポリでは、3つのゲームを体感できます。

自分はそのうち2つをやってまいりました。

日曜日なんですが、ええ、そんなに混んでおりません。がんばれ。

一つ目は、一人が装着して、怪獣役。あとの3人は怪獣を倒す役でコントローラーを使います。まぁ、たわいもないゲームなんですが、私眼鏡なんでどうかと思ったんですが、まったく問題ありませんでした。

ええ、装着後、スイッチが入ると、もう、そこはゲームの世界です。遠近感あって、キャラクターもリアルに質感もあって、もう、考えていたチープ感がまったくありません。

左むけば、左に。右むけば右に、そう、なんだか当たり前のこと言っていますが、途切れなくシームレスに世界が広がっております。これは、いろんな意味で「なんだこれ!」と思います。

当然、目が合えば、キャラが手を振ってきますし、コントローラーでボタン押して会話がなんて世界ではありません。要するに日常と同じ感覚で会話ができる感覚。

別のブースでは、海の世界をモチーフにした体験をやっていましたが、突然、ゴン!という音が。そこいらにいた関係者含んで全員が目をむけると、お兄さんが体験中!壁に頭をうちつけるは、椅子からおちそうになるはで、狂気体験中!

もう、サメが襲ってくるシーンなんだけど(もちろん、どういう世界を体験しているかは、横の2次元のテレビで放映されていますので)ガタガタいわせて、キャーキャーもんでした。そこまで驚くか?あんたはサクラか!という感じ。

係員が、対応中のお姉さんに「目をつぶらせろ!」と絶叫しているのが面白かったよ。

ガンシューティングもやりましたが、コントローラーが、先に丸い電球がついた感じの棒状のスティック。魔法使いなんたらみたいな感じですが、

いきなり車の助手席に乗って、敵からの襲撃に応戦!みたいな感じなんだが、横をむくとドライバーが!なんて、書いた感じじゃわからんだろうけど、「おっと!」居た、人が!みたいに普通に驚きます。

映画に応用とか、もしそうだったっら、これ専用の映像になるんでしょうが、360度、なんでも自由に見ることが可能ですから、膨大な作りこみが必要になろうかと思います。

しかし、これがなんかの具合で、手軽に作りこめるんであれば、さらに言うと、被ったまま「動く」ことができるようになれば、いや、

被ったまま、1日過ごすことを、考えるやつがたくさん出そうです。

というより、さらに進んだ世界では、こういうの被ったまま、様々な情報を受け取りながら日常を過ごすことが普通になってくるかもしれない。

グーグル眼鏡なんてもんがでておりましたが、いや、この「切れ目ない」視野は、もう、「目」そのまんま。

はしゃいでおりますが、普通の人間なんで、普通に驚いております。

体験したほうが良いと思います。