A LOST AND FOUND

色々なものを失くしてきたような気がします。

ただの感想です。今回の衆議院選挙に関して。

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切り取った写真は、取り扱う人間によって「恣意的」な意味を持たされることが多い。この1年、多くの報道が、恣意的な意味を投げかけ、少なくない受け手が、とにもかくも翻弄された感が強い。

天安門事件が、公平な選挙を目指す運動が引き起こした「結果」だったと、後日知ったのだが、選挙に行く、行かない、それぞれにご意見がある自体、極めて平穏で、平和な国であること。

国内で、深刻な対立やら具体的な「独裁」などからほど遠い中で、「国外」の脅威やらが「惹起」した当面の諸問題を、それぞれの「勢力」が、色々な媒体を使ってその主張を繰り返し、時の政権と市民に揺さぶりをかけた、という話。

 

むしろ、国内の格差なり不平等感、社会保障制度、税問題、就業率などは、立憲民主党やら共産党含め、「根本的な」問題を、全く議論しないのは、変わらない芸風と思う。

今の政権では、悪化する!という印象操作が顕著で、突き詰めると、そこにある「富裕層やら大企業」が負担せよ!という、それ、お前、簡単な解決策だなというのが、感想。

 

国外問題に関しても、もう2度と、菅元総理のような、「外交下手」というか、外交にコネクションが無く、コミュ障に近い人間は「嫌だ」と思っているだけで、枝野さんにできるのか。志位さんにできるのか。思っただけで、「鎖国」に近いイメージしか描けないのはなぜなんだ。

 

diamond.jp

簡単に言うと、それだけどこの分野においても、スーパースターは「稀」だという話を押さえておかないと、こういう記事が何度も繰り返されると思う。

給与をカットしろとか、人員を削れとか、そもそもそういう扱いなりそういう待遇を良しとした国で、有能な人間が低待遇でやるとは思えない。

政治家でもやろうかとか、「生活がかかっているんで」という人間の集団になることは目に見えているはずでしょ。

むしろ、そういう「国民目線」とか「庶民生活に即した」とかそういう政治家さんこそ、地方政治。つまり県議会とか市議会の政治家さんに求めなさいよと。

そういう意味で、個人的には「国政」は、政治家よりも政党で選ぶ方が、なんか合理的だろうなと思ってしまう。

 

ただ、そうなると、小池さんやら、枝野さん。この方たちのトーク、破壊力満点。うまいよなぁ。中身が具体的でなくても、何も実績が無くても、うまく表面をかっさらえる能力は段違いだなぁ。安倍さんよりも全然うまい。

志位さんとか共産党の小池さんは、もう、この一連の政権争奪戦の中で、トークが劣化しまくりだもんなぁ。もう、本人が一番理解してるんだろうな。あまりにも言っていることが子供の駄々こねレベルだもんなぁ。

 

一生懸命やってきても、たった一人のキャラクターにやられる。一番ショックだったのは、維新と共産党だったんじゃないかなぁ。今回の選挙は。