A LOST AND FOUND

色々なものを失くしてきたような気がします。

スポーツファーマシストは、もう、最初っから「無償行為」が前提の資格だよ。

www.j-cast.com

2010年に、初めて実施された「スポーツファーマシスト」。

この年は、抽選で、全員がそもそも「認定試験」を受けれるということはなかった。

もう記憶がほとんど薄れていて、あやふやなんだが、2016年の東京オリンピックを「目前」にして、盛り上がった最中に実施された、みたいな感じがした。

特段、試験とかそういうものは無く、「養成プログラム」なので、講演、イーラーニングなどによって、「ドーピング」そのものに対応できる人材を育成すると。

確か、講演もなんかゴージャスで、講師に呼ばれた方も、元オリンピック競技者だったり、えらい力はいっているじゃん。そういう感じでございました。

翌年、ようやく受講することができ、講演と、自宅でのイーラーニングを受け、無事資格取得者としてということなんだが、

そもそも、この資格者は、薬剤師さんで、しかも、「ボランティア」が前提。

もう、各地域において、そういう「競技会」とか「国体」とかにおいて、薬に関する相談を受ける、アドバイスをする、競技会に参加するなど、含めて、おおよそ無償行為。

 

こういうアンチドーピングですか、当然、スペシャルな競技者さんが、仮に身体的に異変を感じ、それを「薬」で当面落ち着かせる。もう、日本にはこういう方はおりません。大概は、栄養から体調管理まで、恐ろしいくらいシステムも知識も提供されていますが、

「一般市販薬」どころか、サプリメント。普通に市販されている「嗜好食品」などにも、禁忌成分が含まれていて、非常に細かく、それに対しての細則が決められていて、毎年、そういう情報が、「更新」されていく。

これ、普通に調剤薬局で仕事をされている方でも、極めて「専門的」で「神経質に」ならざるを得ない、しかも「アップデート」が、もう、変態的。

それだけ、やるほうが「高度化」している証左なんでしょう。

というわけなんで、いつでも「お困りの競技者」からの相談を受けてもいいよ、という人材を募集しているのは事実なんですが、ええ、ホームページで、各県において対応できる薬剤師さんで有資格者のデーターを公表しておりますが、無償です。

まぁ、相談行為自体、通常業務ですら「無償」。もう、どんどん無償行為が絶賛拡大中なんで、もう、なんとも思わないところなんですが、24時間相談しろとかね。

 

ええ、その通りなんです。こういう一連の行為というか、活動は、基本無償です。ですから、今回のオリンピックでの活動が、ボランティアなんで、超ブラック!だとか、いや、もともと、オリンピックに向けての資格だったんで、初めから、無償行為だったんで、こう取り上げられると、「防戦一方」みたいな感じになるけど

そういうことです。

そもそも、そんなに人いらないし。啓蒙活動がメインだし。

最近は、講演ですら、ネットで、有名人も来ないし。

あれっ?4年だったっけ?更新?あれっ?3年じゃなかった?