A LOST AND FOUND

色々なものを失くしてきたような気がします。

高度狭心症。心臓カテーテル手術でバルーン膨らませて、ステント入れました。日本すごい。①

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ようやく落ち着いてきたのでまとめることができる。

自分にかような「大事」が起きてしまうとは思ってもいなかった。とはいえ、そこまでの緊迫感もなければ、そこまでの危機感もなかったので、どう、整理をつけたらいいのかと、むしろ考えてしまう「程度」の事案だったのも事実で、

予兆

3月の下旬に、毎夜の日課であるポケモンGO。相方と「ジム戦」をすべく、毎夜の予定数「5」ジム制覇を成すべく、街を徘徊していると、

どうも、胸の真ん中が「熱く焼ける」感じの「胸ぐるしさ」を覚え、例えば、胸を叩いたり、膝をたたいたりとか、「意味不明」の動作をしていると落ち着きを取り戻すかの感じ。数分続きました。

あっさりと回復し、その後は少し歩調を落とし気味でその日の日課をクリア。

帰宅の際にも、突然同じ現象が、数分起こって、相方にちょっと休憩を申し入れる。

翌日

朝、出勤時、仲良く出勤することになっているので、駅に向かって歩いていると、また同じ症状が。これは、昔、階段を思いっきり走り下りているときに、足首をひねって捻挫しつつも、気合で「快速」に飛び乗ったが、冷や汗、息苦しさ、血の気の引き具合。生まれて初めて電車で「倒れるか」と思ったが、ものすごい深呼吸で、なんとか立ち直った!

それに似たイメージ。相方に言って、落ち着くまで電車を遅らす旨を伝えました。

これも数分で落ち着き、朝のラッシュに詰め込まれながらも事務所に出勤できた。

勘違い

さすがに、これは「なんだ」。ということになろう。

ネットで症状を元に色々と検索をかけ、近いものをざくざく読んでみたところ、

逆流性食道炎

なんか、非常に近い!これっぽい!こういう感じ!たいしたことないじゃん!

だとすれば、とりあえず「胃薬」。

いや、勝手にプラシボ効果。なんか内科に行けば、収まりそうな感じ。でも、今日は休診。緊急性はないから明日でいいや。ちょっと嬉しかったり。

なんて、そもそもそういう嬉しかったりという気分が起こること自体、もしかして肉体的に随分「負荷」がかかっていたのかもしれない。

早朝

朝5時ごろ。「胸苦しさ」全開。寝汗びっちゃり。

これは逆流性食道炎の症状なんだから、そりゃ寝ていればそうなるなと、台所に行って、胃薬飲んで、「縦」になって安いんでいればなんとかなる。そういう努力をしていましたが、なんと、この症状が約30分程度続きました。

後で医者に問われるんですが、痛さを10段階としたら、この痛みはどれくらい?に対して、自分の感想としては、腿を叩いたり、眉間に皺を同時に寄せたりと、そういう動きをしていれば「耐えられる」感じだったので、6~7?いや、5?という答え方をしてしまったが、

個人的に、「尿路結石」は痛みとして10!間違いなく10!これに比べればこんなもん、6でしょ。そういう感じ。尿路結石はすでに4回やっていますもんで。特に1回目は理由がわからなかったので、人生初めて「救急車」に乗ることになりましたが。

医者

当然、行くことになりますが、内科なんで、いや早朝から本当に人が、高齢者が多い。それと風邪系、どうみても健康体に方々など、それぞれ、会社的に診断が必要なこともあるんだろうけど、本当に人が多い。

1時間待たされて、診断の前に検査ということで、「心電図」と「血液採取」を行ってまたさらに1時間待たされる。

いや、本当に「良い先生」で、クリニックを駅前に数年前から構えているんだけど、遅い、待たされるという「評判」を物ともせず、いつも混んでいます。

そして診断。

「あのね、OOさん。これからエコーとります。ええ、心電図みてるんですが、1回心筋梗塞やってる感じですよね。100%動いていないですね」

「えっつ?食道炎じゃないんですか?」

「ええ、エコーとりますんで」

 

まじですか?心臓ですか?心筋梗塞?ってなんですか?心臓動いていないってどういう意味ですか?

 

そして1時間後。

「OOさん。紹介状書きますので、えーっと、前回来られた時にOOさんが言っていたXX病院。こちらでいいですよね。早速行ってもらいます」

「えっつ?今からですか」

「そうです。」

「はい、わ か り ま し た。」

「いや、わかってないですね。ここに救急車呼びますんで、救急車に乗って行ってください」

「なんですと!そんな緊急性があるんですか?」

「はい、電車で向かう途中で心不全おこすかもしれませんので万全を期しましょう」

えっつ!

いや、万が一、心臓だったらどうしようと、思わないこともなかったし、でも、心臓の病気に罹患した際、どういう風になるんだと「知識」も「予想」もいや全くの想定外だったんで、リアリティーが欠落していたんで、そこまでそういう方向に意識がいかなかった。

いや、現に救急車に乗せられて、そのXX病院に行く間際まで、救急隊の方に、いや食道炎かと思っていたんで、全然ご飯を食べていないんですよ。てっきり胃カメラかと思っていたもんでなんて、軽口叩いていたわけですから。

続く