入札って、誰もが参加できるって、本当に素敵な世界だね。自分は怖くって嫌だけど。
こういう業者さん。一部の方が、とても大好きな「入札」制度によって参加することができます。
小池都知事が、一部の業者に案件が集中するので、1社入札ということで、なにやら何かの「透明性」が担保されるとか、「利権構造」を破壊できるとか、そういうネタに使用されることが多いですし、
最近のマスコミさんの、相当な「勉強不足」というよりは、勉強するするきもない「報道バラエティー」においては、入札制度の「公平性」をものすごく大事なこととして話をしますが、
公平性って何?
入札率が90%以上が、異常値?なの?
という、専門家が同じ話を何度もしているのに、こういう話は間違ってもマスコミはいたしません。
これも担当者はもう出世無理だろうな。こういう企業も騙そうとしてやっている話じゃないと思うんだけれど、新技術による開発が、どうも結果を再現できない。
もう、そんじょそこいらにいくらでも転がっている話で、理論上では確かにうまくいく話だったんだろうし、今までの技術を超えて、新たな「発注先」で、新たな技術を採用して「結果」がでれば担当者としても、モチベーションもあがろうし。
国とか地方とかが採用するということは、採用までの期間が長いので、ある程度その新技術をもちながら持ちこたえる「体力」があって(回収が先になっても大丈夫ということ。もちろん試用期間でも資金をつけてくれるプロパーもあるけど特殊)、どっかで必ず結果を出しているはずなんで(でなければ公的機関は採用できない)、
そういうギャンブルじゃない!そういう案件でも、ビックリするくらい、とんでも「偽装」になってしまう。
この日経コンストラクションでは、
「公共工事の発注者はプロだ。ずぶの素人ではない。」
と記しているが、確かに技官はプロだけれど、ここまで「でかい失敗例」は少ないよね。しかも羽田は、よくやらかすのは、「混合オイル」とか、エマルジョン燃料とか、結構色々と頑張っているんですよね。うまくいかないことが多いけど。色んな公的機関が多すぎなんだよね。
でもね、普通にやりたいんだったら、同じ業者使うほうが、確かだし安心なんだよね。
みんなも物凄くわかっていることだと思うけど。
個人的には、規模が大きくなれば、その会社の社長とかそういうレベルでの信用が一番なんだけど、そうでないときは、担当者のコミュニケーションがものすごく大事。
定番品の注文でなく、ある程度見積もりとか、相談が必要なジャンルであれば、担当者が会社を変えれば、その担当者に引っ張られるか、もしくは、もう一から相見積をとりまくる面倒な世界に突入。
ええ、随意契約って、そんなに悪いことではないんだけどね。
でも小さいことから含めて、こういうのが不透明性とか癒着とか利権構造とか、そういう話にしたがるよね。都議会のドンといわれた方。結局、犯罪にあたる事実が出なかったよね。マスコミも煽ったんだったら死ぬ気でその事実を見つけようよ。
担当者にとっては、何か問題が起きることのほうが心配だし重要なこと。しかも長いことその会社とやっているんであれば、起きてしまった失敗に関して、機敏な対応をすることが期待できる。そういうもんだし。
毎年入札って、どちらも体力削られるんだよね。