A LOST AND FOUND

色々なものを失くしてきたような気がします。

いちいちマウントしないと気が済まない、そういうコミュニケーションしがちな人、多いよね。

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英会話をなんとなくやり続けていて、たまに、えいやっつとTOEICを受けたりしている身なんですが、

ヒアリングでもリーデイングでも、エッセイとか時事問題とか、読み物を読んだりしていると、あちらの文化とか考え方とか、ちょっと理解できて面白い。

その中で、初対面でも、またお酒の入る席でも、目的は別にあったとしても、どういう会話、コミュニケーションをしているか、よく出てくる。

スモールトーク。

言ってみれば「世間話」なんだが、

その日の天気から、好きなスポーツ、時事問題(宗教とか政党の話はできるだけ避けて)とか、家族とかその人の個人情報に関する環境とかの話はしない。

会話の「極意」というわけではないが、

おしなべて、相槌をうちながら、ネガティブな返答をしない。ハッピーなリアクションを心掛ける。

へー、そりゃクールだね、いいねぇ、そうなんだ。それで、なるほどね、わかったわかった、そうだよね。俺も実はその意見に賛成だね、

えーっと、そういうことなんだよね。

 

例えば、寝起きに足の指を、出しっぱなしにしていた箱にぶつけてしまって、まだ痛むんだよね、という話を振られたら、

まぁ、英語圏では、そういう話をしたら FMLという結びになるんだと思うけど、

「うわー、大丈夫かい、またやっちまったねぇ、朝からバッドだよね。」

で、済む程度の軽い会話になろうかと思うんだよね、

でも日本では、ええ、一部の方々にしておこうかな、いや、結構多い気もするんだけど、

「馬鹿だねぇ、そんなところに箱なんて出しっぱなしにするからだよ。案外片づけ、下手なんじゃない?」

こういう展開が、物凄く予想できる。

そう、断定はしないようにするけど、日本ではすぐに会話に「マウント」を仕掛ける、感じが、多い。

だからダメなんだよ 

どうしてそうするの?

何にもわかってないよね、何がしたいの?

それはこういうことなんじゃない?

 

もう、何かしてしまったら、一番その結果にダメージ受けているのは本人そのもので、

軽い話題にして発散するのは、身を出しにして笑いをとる、そういう事もあろうかと思うけど、

これにマウントして、お前の考え方やら、おれはこう思う、でことさら事態を確定させる会話が、なんか多い。男どもは。

 

一方で、明るい話やら、なんかしたことで良い結果がでた話に対しても、相手をリスペクトしたり、モチベーションをあげるような相槌をうちもしない。

「合格したのは、たまたまだよ、あんまりみんなの前でいう事ではないよ」とか、「なんでそれができて、普段、こういうことができないのかね」とか、まぁ、そういう絶え間ないマウントに明け暮れる連中が多いこと。

 

なので、高橋ミナミが、こういう言い方しているのもわかる気がする。

いちいちマウントせずに、軽くシンクロしてくれるだけでいい話ってあるじゃん。

多分、そういうことだと思うんだよね。軽く。