A LOST AND FOUND

色々なものを失くしてきたような気がします。

内田先生のお話が、あまりにも紋切り調で、ゴーストさんでもいるのかしらと思ってしまう件。

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朝日新聞のロングインタビュー (内田樹の研究室)

朝日新聞の東北版にロングインタビューが掲載されたようです。いつもながらの、最近の内田先生の論調です。

大好きだった方なので、今でも内田先生の論に対して、私ごときが何を言うという意識が強いのですが、

自分のような中途半端な人間が、大変多い。多いはずだ。ということを前提にして、ろくでもない考えですが、数の多さを頼りにして、あえて言ってみようかと思うんですが

特に、安倍首相の「強力な対米従属意識」は、「従属的な対米政策は」と、もう、さまざまに語られるキーワードなんですが、

私自身も、東京都知事の件では、「何にも決められない小池都知事」などと、様々なシチュエーションで、ものすごくストレスをため込んでいるんですが、

 

あえて言うと、決定的なのは、

支持率がどちらも高い。

こちらがみていても、もう、まったくと言っていいほど、馬脚を現したり、もう、無残と言っていいほど愚かな行動をとったり、もしくは、不作為になにもしていない。

もう、明々白々なのに、いや、おかしいだろうというくらい、世間の支持はびくともしない。

 

こちらは一般市民だから、いや、何を言っても、そりゃそうだよね。フォロワーさんもいないし、そもそも、そういう出で立ちの人間でもないから、この人!と思う方の記事なり、文章に「いいね!」をするくらいが関の山なんだけど。

こちらは内田先生ですから。

しかも、朝日新聞やら毎日新聞から全面的にバックアップをうけ、1面にわたって、論を講じることができる、いや、オピニオンリーダーなる方でもあるわけですから、

自分だったら、とてもじゃないけど、我慢がなりません。というより、なんだ!これはという気になるに決まっています(と思うのが私のような凡人なんだろうけど)

 

「アメリカに対して主権的にふるまうことができない政府が、憲法上の主権者である国民に対して抑圧的にふるまい、国民主権を否定することによって、日本が主権国家でないことのフラストレーションを解消しようとしているのだと僕は解釈しています。会社で上司にどなりつけられて、作り笑いしているサラリーマンが家に帰って妻や子を殴って自尊心を奪還しようとするのと同じ心理機制です。」

 

もう、なんか、この文章なんか、あの内田先生が素面で言っているとはとても思えません。ゴーストさんでも雇っているんでしょうか?

 

「隣人を密告するマインド」の養成を政府はすすめる。

とか言っているんですが、このハイテクな世の中で、そんな隣人同士を敵対してしまうかのようなローテクの養成なんか、万が一こちらにその「ダークな感情が」向かってきたらと思うと、とてもそんなことしようと思わない!

そんなこと、この世界で、今も、破滅的なことがそれをベースにして起こっているってことを知りながら、なんでこんなことを言うんでしょうか?

私にとっては、右翼とか政府とか、そういう連中よりも、こういう密告なりに馴染んでいるのは、むしろ、共産党さんとか左翼と呼ばれる方々。こっちだろお!とすら思っているんですが。だって、怖いもん。その人達。

 

共謀罪に関しても、必ず「いつか来た道」とか言ってしまう感性。

 

国民資源の一極化をテーマに、居住不能地域を拡大して、地方の声を反映させないということを、また、「安倍総理」を中心にして、そういう方向に!と、まるで、地域の地方自治の首長がおばかさんのように言ってしまうカウのような、

この全方位に、なんのためらいもなく喧嘩をうってしまうかのような、脇の甘い感じの話。

 

ゴーストさんでもいるんでしょうか?

嫉妬って、これほど人間を壊してしまうものなんでしょうか?ごめんなさい、本当にいい加減なことを言ってしまって。