年金不安なんて、年金受給者前後の層しか相手にできないマスコミの、頭の悪そうな政局づくりなんだよね
いや、マスコミも「打倒政権」に拗れていて、執拗に年金不安を煽っているんだけれど、常に語られる、2000万円の不足。この根拠になっているのが、「実支出」といわれるグラフ です。
金融庁の諮問機関かな?作成されたとか、金融庁がお作りになったとか、みなさん、これをベースにして、「年金崩壊」とか、いきなり最上段に振りかぶった攻撃をしかけてくるんだけれど、
このグラフみていただいても、「切り貼り具合」によっては、全然違う話になるんだよね。それが言いたくて、書いちゃうんだけれど。
政府が出してきたグラフでは、20万円弱の実収入に対して、25万円前後の消費支出。足が出るよね。というのを、聞いただけだと、崩壊じゃん!と普通に思うんだけど、グラフ見ると、
みんながご指摘されているけど、ざっくり言って、生活に係る消費金額は、どのように足しこんでも 156,357円。残りは
教養娯楽25000円
その他の支出 54000円
非消費支出 28000円
まぁ、107、000円ですよ。
で、事実は事実として、この支出をどのように「議論」するか、生きるために必要だとか、最低限の文化的な生活とか、あるじゃないですか、これをどのように解釈するか、そのために、何が必要で、公的年金では、どこまでをカバーするのかしないのか、そういう議論すればいいじゃないですか、
なので、2000万円、その生活を維持したければ、蓄えておく方がベターざんすよ、というのが、どうやら、特定の業界さん含めて主張したかった意図なんでしょうが、ええ、年金崩壊じゃなくてね、
でもね、ダイヤモンドさんのグラフ。
住居、水道光熱費、交通費など
この「など」に10万円。
この中に教養娯楽をぶっこんできているわけですよ。
もう、哲学とか考え方とか、議論の仕方なんてどうでもいい感じの混ぜ方。
こういうの 大嫌い というだけなんですよね。自分は。
そうすると、まぁ、そもそも、「ギリギリ」じゃん!という切迫感が、上手に演出されるわけですよ!多分。やるじゃん、マスコミ。
しかも、生涯給与の20%を「掛け金」として、積み上げてくる。これを老後20年間にわたって原則、支給される。(掛け金として50年払い続ける、論理的に)
こういう「制度設計」になっているんだと、これを、問題にしているマスコミなんていないからね。(笑)
その20%ですら、会社が10%。労働者が総支給の10%。という折半だという話も極めて姑息に言わない。
その結果、「年金返せ!」というデモにご参加された「現支給者」なんだけど、むしろ、我々は、その論理から言って、90まで生存していれば、約2倍。個人の掛け金ベースで言えば、等倍。だって、会社が同じ掛け金を払っているわけなんで、あわせれば、2倍になるだけの話だが、彼らは 5倍。
もらいすぎだよね。我々から見れば。
でも、テレビ見る層と、選挙に行く層は、この年金受給世代が過半だから、こういう事実を語ることはしないし、じゃぁ、どうするかって言うと、
あいまいに不安を煽って、政局作って、騒ぐしかないよね。
というのが、毎日ツイッターとか、ネットやっていれば、だれでも理解できちゃうんで、もう、マスコミとか旧メディアは、お亡くなりになるはずだよね。
さらに言うと、年金受給者などの「情報弱者」がいなくなると、今迄みたいに、「国民の代弁者」みたいなフレーズは、恥ずかしくって、
言えないよね。
なんか、それだけのことを言いたかっただけなんで、大した話でなくて、すいません。